SAYONARA国立競技場 FINAL WEEK、最後の音楽イベント「JAPAN NIGHT」開催!
2014/05/29
東京オリンピックメーンスタジアムとなった国立競技場が5月31日、56年の歴史に幕を下ろす。スポーツの聖地として、また、音楽の聖地としても親しまれてきた同競技場。その最後の1週間“FINAL WEEK”を2日間にわたって豪華に彩る、同競技場最後の音楽イベント「JAPAN NIGHT」が、28日に開幕した。
ステージ前面に設置された巨大スクリーンに映し出される歴史的名シーンとともに、カウントダウンがスタート。聖火が点灯し、5万人の歓声がひときわ高まると、「Yell for JAPAN(日本にエールを)」をテーマに掲げた初日ステージが始まった。
「音楽の力で日本の新しいスタートにエールを送りたい」という趣旨の下、これまでさまざまな形で日本にエールを送ってきたアーティストが「音楽日本代表」として参加。スキマスイッチ、ファンキー加藤さん、ナオト・インティライミさん、岸谷香さん、ゴスペラーズ、ゆず、斉藤和義さん、ウカスカジー、いきものがかかりの全9アーティスト(出演順)が熱いステージを繰り広げた。音楽監督には、ベースプレーヤーとしても活躍する音楽プロデューサーの亀田誠治さん。自ら演奏に加わりながら、“音楽日本代表の監督”としてイベントを進行した。
国立競技場のステージにふさわしく、ナオト・インティライミさんは、2014年FIFAワールドカップブラジル大会のコカ・コーラFIFAワールドカップ公式アンセム日本語版「The World is ours!」を、ゆずはNHKアテネオリンピック放送テーマソング「栄光の架橋(かけはし)」を、また、桜井和寿さんとGAKU-MCさんによる“新人ユニット”ウカスカジーは、サッカー日本代表応援ソング「勝利の笑みを 君と」などを熱唱した。トリを務めたいきものがかりのステージが終わると、参加アーティストが舞台に集結。観客一人一人に手渡された、無線技術で何色もの光を放つペンライトの光の海に、壮大に打ち上げ花火がかかる中、初日公演の幕が閉じた。
29日は「Japan to the World」をコンセプトに、国内外で活躍するSEKAI NO OWARI、Perfume、MAN WITH A MISSION、L'Arc-en-Cielの4組が出演、音楽の聖地として、いよいよ最後の時を迎える。