ビデオリサーチがタイムシフト視聴調査データの一部を公開。
2014/07/15
ビデオリサーチ社は、近年のテレビ視聴動向の変化を捉え、番組の視聴実態を把握する為、録画番組の再生視聴(タイムシフト視聴)についての研究を進めてきた。
これまで測定技術開発から集計方法などの研究を重ねながら、2013 年 10 月より関東地区の視聴率調査仕様に準じたタイムシフト調査を開始し、この度調査データの一部を公開した。
今後はデータ提供開始(2015年1月予定)に向けて準備を進める。
■調査概要: 関東地区視聴率調査(PM)と同様の調査仕様 <別サンプルでの調査実施>
◇調査エリア 関東地区視聴率調査(PM)と同一エリア
◇調査対象 上記エリアに居住する「自家用テレビ」を所有する世帯
及び世帯内に居住する 4 才以上の家族全員
*そのうちタイムシフト視聴可能世帯は約 78%
◇サンプリング 国勢調査の統計情報をもとに、無作為一段系統抽出により「基準世帯」を抽出
◇調査対象数 300 世帯(約 800 人)
*世帯内個人数はローテーション等により日々変動
◇調査方法 音声フィンガープリントによる機械式(PM)調査
■主な調査結果
2014年4~6月(2014年3月 31 日(月)~2014年6月29日(日))でのタイムシフト視聴(7日内の番組再生視聴)が多い番組一覧
「タイムシフト調査 関東地区」の結果より
~本データは、ビデオリサーチが実施している関東地区視聴率調査とは別の調査データです~
*集計期間は、ビデオリサーチが定める2014年4月~6月(2014年3月31日(月)~2014年6月29日(日))で集計。
*関東地区における地上波民放5局+NHK総合で放送された、放送分数が15分以上の番組(天気予報、ガイド等除く)が対象。
*「番組平均7日内再生率」は、放送日当日に加え、放送日翌日から7日内の期間での番組再生率。
*複数回放送された番組の再生率は、期間内における全放送回の平均値を掲載。
*レギュラー番組は通常放送の番組情報を掲載(期間内における放送が1回のみの場合は、放送日の番組情報を掲載)。
*同率の番組が複数ある場合は、放送日(複数回放送された番組は初回の放送日)・放送時刻の順に掲載。
■今後の予定
2015年1月予定のデータ提供開始に向け、提供システムの整備を進める。
ビデオリサーチ ニュースリリース
http://www.videor.co.jp/press/2014/140714.htm