パナソニック「Jコンセプト」
日本橋三越で体験イベント開催
2014/10/27
パナソニックは9月17日、新しい家電シリーズ「Jコンセプト」の第1弾として、エアコン、掃除機、冷蔵庫を発表した。開発に当たり3万人以上のユーザー調査を行い、必要な機能・使い勝手・和に通じるデザインを追求した。年齢を重ねた分だけモノの本質を見極める“目利き”の50~60代をメーンターゲットにした、ニッポンの暮らしに耳を傾けたシリーズだ。
「若いころほど食べられなくなった」「でも、おいしさにはこだわりたい」の声には、野菜や魚の保存にこだわる冷蔵庫を。「家事の負担が、ちょっぴりこたえるようになってきた」「でも、家事はしっかりつづけたい」に応えた、持ち運びが負担にならない軽さの掃除機。「朝の寒さがきつくなった」「靴下を重ねて履くようになった」の悩みには、足元を暖かくするエアコンを用意した。
10月8~21日には、東京・日本橋三越本店 本館7階の「Hajimarino cafe(はじまりのカフェ)」で“日本の上質なくらしのかたち”をテーマにJコンセプトの世界観を表現したイベントを展開した。
同所は三越が新たにスタートさせた実験的なスペースで、モノではなくコトや体験を売ることで、いくつになっても新しいことに挑戦したい人を応援することを目指している。
和の装いの中に商品を展示するとともに、タッチ&トライのコーナーを設け、期間中は、雑誌8誌(サライ、クロワッサン、モノ・マガジン、eclat、ESSE、オレンジページ、レタスクラブ、サンキュ!)とタイアップ。和食・日本酒や木工作、上質な生活などの内容でワークショップを実施した。またカフェスペースでは「用の美」をテーマに、サライ(小学館)25周年記念「にっぽんの手業(てわざ)カフェ」としてオープン。陶器や漆器など、Jコンセプトのものづくりにも息づく、日本の伝統的な手仕事を紹介した。
Jコンセプトの第1弾は、10月末から順次販売が始まり、以降も商品ラインアップが拡充される予定だ。
公式サイト: http://panasonic.jp/jconcept/