「コカ・コーラ」ボトル100周年記念
“コンツアーボトル”を題材にした
アート作品が一堂に!
2015/07/17
コカ・コーラを代表するガラス製のボトル“コンツアーボトル”は今年、誕生から100年を迎える。1915年、「暗闇で触っても地面で砕け散っていても、コカ・コーラのボトルだと分かるもの」をコンセプトに開発された独創的な形状のボトルは、これまでも多くのアーティストの創造力を刺激し、アートやデザイン、ポップカルチャーに大きな影響を与えてきた。
コカ・コーラは100周年を記念して、世界的な巨匠らがボトルからインスピレーションを得て描いた絵画や創造したアート作品など、貴重な芸術品を一堂に集めた展示会「コカ・コーラ ボトルアートツアー」を世界13カ国・15都市で巡回開催中だ。同ツアーがアジア初となる日本に上陸し、7月19~24日に東京・六本木のテレビ朝日「umu(ウム)」で一般公開される。(入場無料)
17日に行われたオープニングセレモニーで、日本コカ・コーラ マーケティング本部のカリル・ヨウンス副社長は「このボトルがいかに多くのアーティスト、ミュージシャン、デザイナーたちの創造の源だったかを感じ、共に100周年を祝ってもらえればうれしい」とあいさつした。米シアトル本社から来日した、ザ コカ・コーラ カンパニーのキュレーターであるジャスティン・フレッチャー氏は「作品の多くは、アーティストがインスパイアを受けて自主的に作り上げたもので、一つ一つにストーリーがある」と述べた。
会場には、アンディ・ウォーホルやノーマン・ロックウェル、クライヴ・バーカーら巨匠たちの作品20点以上が展示されている。また、日本独自の企画として、7月20日から日本に初導入となるアルミニウム素材のスリムボトルをモチーフにhydeさん(L’Arc~en~Ciel)やニコライ・バーグマンさん、ミハラヤスヒロさんら日本で活躍中のアーティストやクリエーターが創り上げた「アートスリムボトル」の一部も公開される。
同ボトルは、三越伊勢丹と協同で制作を依頼したもので、8月12~17日に伊勢丹新宿店で開催される「アート&クリエーションフェスタ2015」で全作品が展示される。作品は、特設ウェブサイトでチャリティー参加の募集を行い、期間終了後に寄付者に進呈される。寄付金は、2011年3月の東日本大震災で被災した子どもを支援する活動に贈られる。
参加型のデジタルコンテンツ「Coke & Me」コーナーでは、来場者とコカ・コーラの“サイコー!”の笑顔を撮影し、広告と同じビジュアルを作成。マリリン・モンローやエルヴィス・プレスリーらセレブリティーたちのビジュアルと並べて会場のモニターに映す体験イベントを実施する