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高橋書店 第17回「手帳大賞」発表

2013/11/05

    高橋書店は10月29日、第17回「手帳大賞」発表表彰式を千代田区の帝国ホテル東京で開催した。同社は「手帳をもっと身近に感じてもらいたい。日常生活の中でもっと活用してほしい」との願いから、1996年にこのイベントをスタート。過去16回の応募総数は約22万3000通を数える。

    思わず手帳にメモしたくなった「身近な人の名言・格言部門」と手帳・日記・家計簿の「商品企画部門」の2部門の募集で、計2万2036通の応募があった。ゲスト審査員はコラムニストの泉麻人さん、作家の椎名誠さん、俳人の黛まどかさんが務めた。

    名言・格言部門では、古里素祐さんの「本当にいいものはみんなタダでできているねー。」が大賞を受賞し、「高橋をうならせたら50万。」のキャッチコピーどおり賞金50万円が贈られた。優秀賞は、大熊育子さんの「おっぱいをあげてる時って、目でも抱っこしているんだね。」と近藤麻友さんの「親の言葉は、遅れて聞こえる腹話術」が選ばれた。また、泉麻人賞は杉本和歌子さんの「つかれたときはなあ、緑のあるとこ行って『ぼよ~ん』としときっ!」、椎名誠賞は和田崇史さんの「お前、一年前の悩み言える?」、黛まどか賞は高橋京子さんの「“人生の長さは個人差のひとつ”だと思う。」に決まった。

    商品企画部門では、佐藤賢一さんの「予定をラフに書き込めるセンター式手帳」と永富裕子さんの「私が欲しいスケジュール帳」の2作品が優秀賞を受賞した。

    同社の髙橋秀雄社長は「今回も2万通を超える応募があった。その中で去年よりもいい内容の名言、格言が選出できたと思う」とあいさつした。会場では高橋書店の手帳愛用者でもある東進衛星予備校・東進ハイスクールの林修講師のビデオメッセージが流れ、「私は高橋の手帳を使い続けているヘビーユーザー。ずっと同じカタチで作り続けてもらいたい」とコメントした。

    なお、第18回「手帳大賞」は、来年3月31日まで受け付け中。詳細は、高橋書店サイトで閲覧できる。