電動バイクから四輪コンセプトまで多彩な世界をアピール ―ヤマハ(TMS)
2015/10/30
ヤマハ発動機は、第44回東京モーターショー(10月29日~11月8日、東京ビッグサイト)に、世界初披露となるワールドプレミア6モデル、日本初披露のジャパンプレミア1モデルを含むコンセプトモデルと市販車合わせて20モデルを出展している。
テーマは「響け。『YAMAHA MOTOR PRODUCT ORCHESTRA』」。楽器に通じるヤマハならではのモノづくりを目指した。
乗り物の未来を広げる電動アシスト自転車やEV、二輪車技術を磨き続けるコミューターやモーターサイクル、新たな活用を提案するLMW(リーニング・マルチ・ホイール)、市場をつくり続けるROV(レクレーショナル・オフ・ハイウェイ・ビークル)、四輪車のデザインコンセプトモデルなど、ヤマハらしい広がるモビリティーの世界を表現した。
電動アシスト機能を装備した高性能ロードバイクの市販モデル「YPJ-R」に加え、モーターアシストと高性能自転車のハイブリッドによる、フィールドを選ばない大人が楽しむ電動マウンテンバイクのコンセプトモデル「YPJ-MTB CONCEPT」を紹介した。
モーターサイクル技術とロボティクス技術を融合したヒト型自律ライディングロボット「MOTOBOT(モトボット)」。車両そのものには改造を加えることなく、時速200キロを超えるサーキット走行を目指している。
スポーツライディングの世界に新しいカテゴリーを提案するLMW(リーニング・マルチ・ホイール)「MWT-9」。市販車「TRICITY(トリシティ)」に続いて同カテゴリーの可能性を追求した。ダイナミックでシームレスなボディーに3気筒850ccエンジンを搭載。フロント2輪による圧倒的なコーナリング性能を誇る。
北米を中心に市場が拡大しているカテゴリーROV(レクレーショナル・オフ・ハイウェイ・ビークル)。「YXZ1000R」は、新開発の水冷3気筒998ccエンジンを採用した二人乗りのピュアスポーツモデル。荒地や砂漠でも高い走破性を見せる。
四輪車のデザインコンセプトモデル「SPORTS RIDE CONCEPT」は、大人が日常的に楽しめる正統派のスポーツカー。ドライバーとマシンの関係を二輪車に近い世界観で表現した。