電通オーケストラがTSUNAMIバイオリンとチャリティーコンサート
2015/11/06
「電通グループ チャリティーコンサート2015~震災復興のために。TSUNAMIバイオリンとともに~」が11月4日、東京・汐留の電通ホールで開催された(主催=同実行委員会)。
東日本大震災から4年半。復興を願って震災の翌年から実施している同コンサートも4回目を迎えた。
今年も世界的なバイオリン修復家の中澤宗幸氏が被災地の流木で制作した「TSUNAMIバイオリン」を夫人のバイオリニスト・中澤きみ子氏が演奏。バイオリニストの宮本笑里氏もゲストに迎え、電通グループ社員ら約60人で構成する電通オーケストラとのコラボレーションを行った。ビバルディの「四季」、マスネの「『タイス』の瞑想曲」、電通オーケストラのみによるワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲などを披露し、エンディングには会場からスタンディングオベーションが送られた。
来場者からの寄付金は中澤宗幸氏主宰のClassic for Japanを通じて、音楽家による復興支援活動「千の音色でつなぐ絆」プロジェクトに贈られる。