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「311は『つながる日』」。
今年も、さらに輪を広げて

2016/03/23

    2015年に、NPO法人ETIC.(エティック)の宮城治男代表理事が「3月11日に起きた東日本大震災をきっかけに、世界を巻き込みながら日本中に広がったことを、ポジティブなかたちで残しておこう。すべての人に関係があることとして、ずっと残していこう」と呼び掛けて発足した「311を『つながる日』にする会」プロジェクト

    3月20日、東京・日比谷公園で開催された「HAPPY DAY TOKYO 2016」(主催:HAPPY DAY PROJECT実行委員会)に、ベネッセホールディングスの支援を得て「311『つながる日』プロジェクト」ブースを出展。テーマを「東北とつながろう」「世界とつながろう」とし、多様な団体と連携した展示と商品販売を行った。

    手をつないで大きな輪になる賛同者たち
    「つながる日」ロゴマーク(左)と、会場で手をつないで大きな輪になる賛同者たち
     

    ブースでは、来場者がそれぞれの「つながる」メッセージを書いてボードに貼った他、東北とつながろうのコーナーでは、岩手県大槌町の大槌復興刺し子プロジェクト、宮城県亘理町のWATALIS、福島県会津坂下町のIIE、いわき市のいわきおてんとSUNプロジェクトと、地元の手仕事を生かした商品が並び、東北の芋煮文化の普及を目指す全日本芋煮会同好会も活動を紹介。

    また、世界とつながろうのコーナーでは、世界各地で世界平和を祈るアースキャラバンやハンドメード製品を販売することでシリア女性を支援するシリアンハンドが出展した。

    思い思いのメッセージをボードに貼る来場者
    思い思いのメッセージをボードに貼る来場者

    ステージではアーティスト「AERIAL(エアリアル)」が「311を『つながる日』にする会」のテーマソング「手をつなごう」を演奏。「新しいつながりをつくろう」との呼び掛けに応えて、来場者約200人が手をつないで、噴水の周りに大きな輪をつくった。