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懐かしの「トリスBAR」が
期間限定でオープン

2016/04/15

    寿屋(現サントリー)の「トリスウイスキー」は戦後間もない1946年、「安くてもしっかりした品質のお酒を飲んでもらいたい」との思いから発売された。1950年に1号店が登場した「トリスバー」は、最盛期には約2000店に達しウイスキー文化が日本の生活に広まる原動力となった。

    宣伝活動も、トリスバー向けのPR誌「洋酒天国」の発刊や、CMキャラクター「アンクルトリス」の誕生、「『人間』らしくやりたいナ」の名コピー、キャンペーン「トリスを飲んでHawaiiへ行こう!」など多彩な展開で、時代を映す広告やキャンペーンを生み出した。

    サントリースピリッツは、今年でトリスが発売70周年を迎えたことから、東京・港区の六本木ヒルズに「70周年記念 トリスBAR」を期間限定(4月14~20日)でオープンした。

    初日に行われたオープニングイベントで、森本昌紀ウイスキー・輸入酒部長は「2015年に発売したトリス〈クラシック〉は、順調に販売が伸びている。このバーでもトリスを手軽に味わってほしい」とあいさつした。

    会場には、トリス〈クラシック〉のテレビCMに出演した俳優の東出昌大さんがゲストとして駆け付けた。東出さんは大のウイスキー好きで、トリスも愛飲しているという。

    CMではウイスキー初心者の役で「初めてトリスを知った演技をしなくてはならず難しかった」と笑顔を見せ「70年の歴史に関われたのは光栄で、100年、150年と残っていってほしい。自分も長く愛される役者になりたい」と語った。

    東出さんはオープンを記念して、自らトリスのオン・ザ・ロックを作り乾杯した。幼なじみと飲む時も、役者仲間と飲む時もウイスキーがあれば至福の時で「トリスは1000円で買えるぜいたくだ」と述べた。また「名作の小説同様に、その年齢なりの味わいや楽しみがある」ので「トリス通も初心者も、大いに楽しんでほしい」と結んだ。

    トリスBARでは、東出さん出演のテレビCMをイメージしたバーカウンターを設け、トリス〈クラシック〉ハイボールや、持ち帰り可能なグラスでサーブする東出スタイル ロックセット、フードメニューを提供。往年の広告やアンクルトリスグッズの展示も懐かしい。

    トリス サイト:
    http://www.suntory.co.jp/whisky/torys/