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創立115周年記念式で石井社長が社員にメッセージ

2016/07/04

    7月1日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。


    2016年7月1日

    創立115周年記念式で石井社長が社員にメッセージ
    ― 「顧客の期待を超える価値」を提供できる存在であり続けよう ―

    株式会社電通(社長:石井 直)の創立115周年記念式が、7月1日午前10時から、汐留本社ビル1階の電通ホールで行われ、石井社長が電通グループの社員に向けて所信を述べた。要旨は以下のとおり。

    ◇ ◇ ◇

    社会の変化が加速し、世界全体が大きく揺らいでいる。これに伴い、これまで当然と思われていた前提や常識が崩れ始めている。我々はいま、「非連続な変化」に直面していると実感せざるを得ない。

    こうした不確実性の中に身を置く時こそ、電通グループは企業としての原点に立ち返る必要がある。その原点とは、「顧客から信頼され、選ばれる存在であり続ける」ことだ。

    企業のビジネスやマーケティング活動においても、従来の定石や成功体験が通用しないケースが増えてきている。そうした社会環境だからこそ、顧客が求めているのは「イノベーション」と「スピード」、それに「クオリティー」の全てであり、共に試行錯誤を重ねつつ確かな成果をもたらしてくれる、頼もしいパートナーに他ならない。

    115年の歴史の中で築き上げてきた電通グループの事業基盤は大切な資産ではあるが、それは先人たちが積み重ねてきた「挑戦と変革」から生まれた。受け継ぐ我々も、自身の能力とサービスを高めることなくしては、すぐさま市場の変化に取り残されることとなる。

    非連続な時代の中、電通グループが顧客から選ばれ続けるためには、求められた課題を確実に解決する強固なケイパビリティーに加え、さらに「顧客の期待を超える価値」を提供できる存在であり続けなければならない。

    本日発足した新会社「電通デジタル」を含む電通グループは、1つの強力なチームとして、今日まで電通が伝統としてきたコアコンピタンスである「マーケティング・インテリジェンス」と「クリエーティビティー」を一段と研ぎ澄まし、「顧客の成長にコミットするパートナー」へと進化していこうではないか。

    以上


    電通ニュースリリース
    http://www.dentsu.co.jp/news/release/2016/0701-008981.html