IPC×WOWOW パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」放送開始記念し
金メダリストら招き記念フォーラム
2016/10/24
IPC×WOWOW パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」放送開始記念フォーラムが10月20日、東京・千代田区の有楽町朝日ホールで開かれた。世界最高峰のパラアスリートに迫る同シリーズは、WOWOWが開局25周年記念として国際パラリンピック委員会(IPC)と共同で立ち上げたもの。リオ大会の今年、10月22日に放送を開始し、東京大会が開催される2020年までの5年にわたり展開する。
フォーラムの冒頭、WOWOWの田中晃社長は「5年間でおよそ40人のパラアスリートを取り上げ、今年はリオで活躍した8人の選手に迫る。彼らがどんなにすごいのかは番組を見ていただければ分かるし、必ずインスパイアされると信じている。世界のトップのパラアスリートの突出したパフォーマンス、エネルギー、人間としての魅力を一人でも多くの人に知っていただき、2020年の東京パラリンピックの全ての会場が満員になることがWOWOWの願いだ」と意欲を表明した。
IPCのコミュニケーション アンド メディア ディレクターのクレイグ・スペンス氏は世界的なアスリートを取り上げる同番組について「WOWOWのドキュメンタリーでは、パラリンピアンがどんなトレーニングをしているのか、どんな結果を出しているのかが非常によく描かれている。どうぞこの番組を楽しんでください」と語った。
続いて、日本身体障がい者水泳連盟の河合純一会長、リオパラリンピック競泳オーストラリア代表で金メダリストのエリー・コール選手(オーストラリア)、同日本代表の一ノ瀬メイ選手、シドニーオリンピック競泳日本代表の萩原智子さんが登壇。リオ大会を振り返るとともに、競技への思いや今後の活動に向けた決意などを語り合った。フォーラムの最後には番組のナビゲーターとナレーターを務める俳優の西島秀俊さんがコール選手に花束を贈呈。コール選手は「この番組では、アスリートとしてのエリー・コールだけでなく、私生活や家族といった他の部分も見えると思う。そして2020年のパラリンピックでもぜひ皆さんにお会いしたい」と話した。
WHO I AMは毎週土曜午後9時から放送。第1回はブラジルのダニエル・ディアス選手(競泳)にフォーカス。第2回以降には、米国のタティアナ・マクファデン選手(陸上)、ボスニア・ヘルツェゴビナのサフェト・アリバシッチ選手(シッティングバレーボール)を取り上げる。コール選手のドキュメンタリーは11月12日に放送される。
詳細は(http://www.wowow.co.jp/documentary/whoiam/)で閲覧できる。