「西武ドーム」は「メットライフドーム」
に名称変更
2017/01/19
メットライフ生命保険は1月16日、千代田区の東京ガーデンテラス紀尾井町で、埼玉西武ライオンズのホームスタジアムである「西武ドーム」のネーミングライツ契約締結に関する記者発表会を行った。
契約により同社は西武ドームの命名権を取得。 3月1日から同球場の名称は「メットライフドーム」となる。契約期間は5年間。
冒頭、サシン・N・シャーCEOは「西武ライオンズとのパートナーシップの実現をうれしく思う。メットライフは150年前にニューヨークで創業し、日本でも44年以上、営業を続けてきた。日本は当社にとって重要な成長市場として捉えている。今回のスポンサーシップはブランドを成長させるまたとない機会だ」とあいさつ。少年時代の野球経験について触れながら「日本に住むことになり、野球人気の高さを知ってうれしくなった。ライオンズのホームゲームを応援しに行きたい」と述べた。
西武ホールディングスの後藤高志社長は「今年はライオンズにとって、エポックメーキングな年だ。辻発彦新監督の下、優勝を目指して全員一丸となって戦う。シャーCEOにも、ぜひ球場で応援してもらいたい。私たちもしっかり期待に応える」と話した。
調印式終了後、シャーCEOと後藤社長はそれぞれライオンズのユニホームとメットライフのキャップを交換し、固い握手を交わした。背番号「39」と「44」は、ライオンズが誕生してから39年、メットライフ生命が日本人向け営業認可を取得してから44年が経過したことを表している。
続いてステージでは、埼玉西武ライオンズの辻監督とキャプテンの浅村栄斗選手がゲストとして登壇した。
辻監督は「新年を迎え私が新監督になり、キャプテンも浅村に変わる。球場もメットライフドームになる中、新しい気持ちで選手と共に一丸となって優勝を目指す。応援よろしくお願いします」とコメントし、浅村選手は「優勝して秋には良い報告ができるようにしたい。球場も名前も、自分の背番号も変わる。3割、30本、100打点程度の成績を残したい」と今シーズンへの意気込みを述べた。
球団公式パフォーマーの「ブルーレジェンズ」とマスコットの「レオ」「ライナ」が「メットライフ・エクササイズ」を披露すると、辻監督と浅村選手もタオルを振りながら参加。
同エクササイズは、高齢化社会での健康意識の高まりに応えるために作られたもので、振り付けはKABA.ちゃんが担当した。メットライフドームで開催される試合では、5回裏終了時のダンスタイムで実演される。
ライオンズ 公式サイト:
http://www.seibulions.jp/stadium/