「ゆるスポーツ」に新競技
“アフレルアフロ”でいい汗かこう!
2017/05/16
花王のヘアケアブランド「メリット」が協賛する、「ゆるスポーツ運動会 2017(YURU SPORTS FESTIVAL 2017)」(主催:世界ゆるスポーツ協会)が5月14日、東京・江東区のTOYO TIRES TOYOSU DOMEで開催された。
「ゆるスポーツ」とは、年齢や性別、運動神経、障がいの有無に関わらず、誰もが楽しめる競技のこと。日本発のスポーツで2015年4月に発足した同協会では現在45種類以上の個性あふれる、ゆるスポーツを開発。スポーツ弱者を世界からなくすことを目的としている。
今年で2回目の開催となる同運動会は、「イモムシラグビー」や「ブラックホール卓球」、「ゾンビサッカー」など18種類もの「ゆるスポーツ」が楽しめるイベントで、当日は約120人が参加。子どもから大人までが共に汗を流した。
ゲストとして登場した柔道家でタレントの篠原信一さんは、花王「メリット」が開発したオリジナルのゆるスポーツ「アフレルアフロ」に挑戦。「アフレルアフロ」は3対3で行う競技で、プレイヤーは全員アフロ型のかつらを装着。アフロは破棄される繊維素材を使用して作られたもので、頭頂部にくぼみがある。このくぼみに小さくて柔らかいボールを投げ込み、制限時間90秒以内でより多くボールを入れたチームが勝利となる。
本番前に練習した篠原さんは「受け手と投げ手がコミュニケーションをとって、うまく体勢をとらないとだめ」と苦戦した様子。“公式戦”では66対18と惨敗したものの「いやぁ、楽しいですね。運動会の競技に採用してもらい広まってほしい」と笑顔を浮かべた。また電動車いす「WHILL」を使用した遊び方も体験。電動車いすに乗った篠原さんのアフロをめがけてチームメイトが次々にボールを放り込み、この日最多の29個のボールをゲット。参加者とハイタッチで喜んだ。
篠原さんはイベントを振り返り「親子でも楽しめ、年齢を問わずみんなで汗をかける。地方でも盛んになればいい。子どもとやって絆を深めたい」と話した。最後は「運動したら家族でお風呂に入り、メリットで汗を流してください」とアピールした。
協会公式サイト:http://yurusports.com/