東京オリンピック
全339種目の実施が決定
選手数は約1万1000人
2017/06/13
国際オリンピック委員会(IOC)は6月9日、スイスのローザンヌで理事会を開催し、2020年東京オリンピックの全実施種目と選手数の上限を発表した。
発表によれば、既存の28競技において、新たに3人制バスケットボール(3×3)の男女や、卓球のミックスダブルス、柔道団体戦の男女混合など16種目が実施されることになった。2016年8月には、既存の競技以外で野球・ソフトボールや空手など新たに5競技18種目(東京提案による追加種目)が決まり、大会の全種目数は399、選手数の上限は1万1090人となった。
今回、卓球や柔道など、日本人選手のメダル獲得の可能性が高い競技の種目が増え、さらなる盛り上がりが期待される。
組織委の森喜朗会長は「柔道の男女混合団体戦とバスケットボールの3×3は、各連盟からの強い要望があったもので、長年の約束をようやく果たせた思い。自転車のBMXフリースタイルの採用は、東京大会をきっかけに若者志向に大きくかじを切ろうという印象だ。素晴らしいプログラムにしてもらったバッハ会長とコーツ委員長に敬意を表したい」とコメントを出した。
組織委 公式サイト:https://tokyo2020.jp/jp/