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タグ・ホイヤー 

Jリーグの「ヤングガン」を
たたえるアワード創設

2017/06/29

    スイスの高級時計ブランド「タグ・ホイヤー」は、サッカーJリーグの協力で、23歳以下(アンダー23)の選手から11人を選抜したたえる賞「TAG Heuer YOUNG GUNS AWARD」を創設し、6月27日に東京・港区の青山スパイラルホールでキックオフイベントを開催した。同賞は、Jリーグの次世代を担う若い選手層の育成と今後のリーグの発展を目的に、Jリーグのチームに所属するアンダー23の選手(ヤングガン)から11人を選抜し表彰するもの。

    冒頭、LVMHウォッチ・ジュエリージャパン タグ・ホイヤーの河村恭臣ジェネラルマネージャーは、同ブランドがサッカーのイングランド・プレミアリーグやドイツ・ブンデスリーガ、スペイン・ラ・リーガなど世界各地でオフィシャルタイムキーパーを務め、2016年からはJリーグのトップパートナーとして、同リーグ初のオフィシャルタイムキーパーになったなど、サッカー界との強い関係性を説明。「若い世代に寄せる思いは、タグ・ホイヤーとJリーグで共通だ。新たな挑戦として、才能ある若きJリーガーをブランドを挙げて応援したい」と話した。

    Jリーグの村井満チェアマンと原博実副理事長はビデオで「タグ・ホイヤーとJリーグが一緒にできることを考えた結果、同賞の創設が実現した。大変楽しみにしている」「若い選手はこのアワードを目標に努力し、世界に羽ばたいてほしい」などメッセージを寄せた。

    同ブランドの堀弘人マーケティングディレクターはアワードの概要について説明。コンセプトは、ブランドスローガン「Don’t Crack Under Pressure」と同様、プレッシャーに負けない精神を持つ若い選手に光を当て、Jリーグを盛り上げることだと述べた。J1~3に所属するアンダー23の選手は519人で、有識者を含めたアワードサポーターにより30人をセレクション。その後、SNSで一般のファンやサポーターの投票などを経て11人のファイナリストを選ぶ。12月予定のセレモニーは、ブランドらしいアバンギャルドなイベントにしたい、と明かした。

     

    ステージにはゲストとして、日本代表でブランドアンバサダーを務める香川真司選手(ドルトムント)と元日本代表の中澤佑二選手(横浜F・マリノス)、中山雅史選手(アスルクラロ沼津)が登場。香川選手は「アワードは選手にとって素晴らしいモチベーションになる」と語り、3人は、選手だけでなくサッカー界の未来に対しても大きな意味があると話した。

    また、それぞれの若手時代について「そのころの経験はとても大切なもの」「たくさん怒られたけど、それが役立っている」などと話しながらも、話題はバックに映る当時の自身の写真へ。3人とも、今とは違う特徴的なヘアスタイルに「今見ると恥ずかしい」「ダサい」「若気の至り」などの自己評価で会場を笑わせた。

    ブランド初の限定モデルとなる「香川モデル」などの時計をはめた3人は“大切な時間”について「そろそろ引退も考える。1分1秒を大切にしたい」「ゲームに向けた準備をする時間」「オフにリラックス、リフレッシュする時」と答えた。

    3人はスーツ姿のまま、キックチャレンジにトライ。中山選手から中澤選手にボールがパスされ、中澤選手の出したボールを香川選手がシュート。見事にゴールが決まると、アワードのトロフィーと贈呈時計がアンベールされた。

    公式サイト:
    http://www.goal.com/story/youngguns/index.html

    トロフィー

     

     

     ■ アワード ステートメント

     革新は、
     いつだって
     若い世代から
     生まれる。
     19歳は、決して若くない。
     ある人が語った、世界のサッカーの話。
     ベテランの壁が厚いのか。
     日本的な年功序列が阻むのか。
     去年のJリーグベストイレブン、
     23歳以下はたったひとり。
     日本サッカーの時計の針をさらに進めるため、
     我々は、もっと若き才能に着目すべきだ。
     タグ・ホイヤー ヤングガン アワード

     今、ここにキックオフ。