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ラグビーワールドカップ2019 

試合日程、チケット販売概要発表 

大正製薬がオフィシャルスポンサーに

2017/11/07

    ラグビーワールドカップ2019組織委員会は11月2日、東京・港区で、2019年日本大会の全試合日程を発表した。同日は、大会決勝戦のちょうど2年前に当たる。
    2019年9月20日~11月2日に開催される同大会は、ラグビー伝統国以外で初開催となることから大きな注目を集めている。大会ビジョンは「絆 協創 そして前へ」。
    キャッチコピー「4年に一度じゃない。一生に一度だ。- ONCE IN A LIFETIME -」で、新しい歴史の一歩であることを強くアピールしている。
    大会公式サイト:https://www.rugbyworldcup.com/

    組織委の御手洗冨士夫会長は「ラグビーが今まで培ってきた精神や価値観を全世界の隅々まで伝えていきたい。ラグビーワールドカップの歴史に新しい一ページを加え、世界中に感動と共感をもたらす祭典を創出したい」とあいさつした。

    会場では同大会ドリームサポーターの谷本歩実さん(元柔道日本代表)や中嶋悟さん(元F1ドライバー)、松木安太郎さん(元サッカー日本代表)、室伏広治さん(元ハンマー投げ日本代表)、ヨーコ・ゼッターランドさん(元バレーボールアメリカ代表)、そしてアンバサダーを務める元ラグビー日本代表の桜庭吉彦さん、松田努さん、増保輝則さんにより、開幕戦から決勝戦まで、全国12都市・12会場で44日間にわたって開催される全48試合の日程と会場が発表された。
    ホスト国でグループリーグA組の日本代表は9月20日、調布市の東京スタジアムでの開幕戦でヨーロッパ地区代表と対戦。その後は9月28日にアイルランドと、10月5日にはヨーロッパ・オセアニアプレーオフ勝者、13日にはスコットランド代表と戦う。

    ステージには元ウェールズ代表のシェーン・ウィリアムズさん、元オーストラリア・日本代表のイアン・ウィリアムズさんと、2015年のラグビーワールドカップで活躍した五郎丸歩さん、畠山健介さんがスペシャルゲストとして登壇し、トークセッションを行った。
    五郎丸さんは前大会を振り返りながら、発表された試合スケジュールについて「初戦はプレッシャーがかかる。しっかりいい結果を残して最後のスコットランド戦でリベンジを果たしてほしい」とコメントし、畠山さんは「アイルランド、スコットランド、さらにヨーロッパにはセットピースにたけているチームが多い。避けることができない局面で、日本の戦い方が重要なポイントになる」と話した。シェーンさんは「楽しみな戦いが多い中、日本とスコットランドの試合は注目だ。今度こそスコットランドを破って準々決勝に進んでほしい」と日本代表に激励のコメントを贈った。

    ■ 大会チケット

    大会チケットは2018年1月19日に先行抽選販売が、同月27日に全世界同時チケット抽選販売が開始される。全試合のチケット総販売枚数は約180万枚に上る。
    チケットの最低価格は開催年にちなんで2019円。また、子どもたちに貴重な体験をしてもらいたいと1000円からの「子ども券」や、観戦ニーズに応えた「セット券」も用意する。
    公式チケットサイト:https://tickets.rugbyworldcup.com

     

    ■ オフィシャルスポンサー

    試合日程の発表に先立つ1日、大正製薬は同大会のオフィシャルスポンサー契約を締結したと発表した。同社は2001年から「ラグビー日本代表オフィシャルスポンサー」、16年から「同オフィシャルパートナー」を務める他、02年からは海外の代表チームなどと日本代表が対戦する試合の冠スポンサーを担うなど、日本ラグビー界の発展に寄与している。
    ワールドラグビーのビル・ボーモント会長は「日本における重要なラグビーサポーターである同社とリポビタンDがパートナーシップに加わってくれることは、大会がいかに特別で名誉ある大会であるかを再認識させるものだ」とコメント。
    上原茂社長は「日本ラグビーが発祥して120年となる記念すべき年に開催される大会に参画できることは光栄だ。ラグビーの素晴らしさが浸透し、人気向上につながることを期待する」と話した。