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FIFAワールドカップロシア
フランスが20年ぶりの優勝で幕

2018/07/17

    FIFAワールドカップロシア大会は、7月16日(日本時間)に決勝戦が行われ、約1カ月にわたった11都市12会場での熱い戦いに幕を下ろした。
    (写真=フォート・キシモト)

    決勝戦はフランス対クロアチアがモスクワのルジニキ・スタジアムで行われ、フランスが新星エムバペらの活躍で4対2で優勝した。
    フランスは、自国開催の98年大会以来20年ぶり2度目の優勝で、優勝回数ではウルグアイ、アルゼンチンと並び歴代4位タイとなった。クロアチアは、惜しくも準優勝ながら、同国の過去最高順位となった。
    3位決定戦は14日、ベルギー対イングランドがサンクトペテルブルクで行われ、決勝リーグで日本を破ったベルギーが2対0で勝利した。同国の3位も、これまでの最高順位。

     決勝戦に先立ち、スタジアムでは大会のクロージング・セレモニーが開かれた。
    大会公式ソングに合わせてパフォーマーたちのダンスが行われる中、米国の俳優ウィル・スミスさんや、元ブラジル代表のロナウジーニョ氏も登場し、会場を盛り上げた。
    また、キックオフ直前には、前回ブラジル大会で優勝したドイツ代表のキャプテンを務めたフィリップ・ラーム氏が優勝トロフィーを披露すると、観客から大きな歓声が起きた。

    試合後のセレモニーでは、クロアチアのMFルカ・モドリッチ選手が大会最優秀選手として表彰された。得点王は、イングランド代表のハリー・ケイン選手(6得点)、最優秀若手選手は、フランス代表のキリアン・エムバペ選手、最優秀GKにはベルギー代表のティボー・クルトワ選手が、フェアプレー賞にはスペイン代表チームが選ばれた。