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テレビの「別世界、はじまる。」 
新4K・8K衛星放送発表会

2018/11/07

    放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は11月5日、約1カ月後に迫った新4K8K衛星放送の開始(12月1日)に先立ち、注目番組や受信機器などを紹介する記者発表を、東京・千代田区のベルサール秋葉原で開催した。
    4K・8K放送は、フルハイビジョンを超えるキメ細かな超高精細映像と、マルチチャンネルによるサラウンドの立体的な音響、自然で鮮やかな色彩で、その場にいるかのような臨場感を体験することができる。

    冒頭、福田俊男理事長は「地デジ放送に当たっては、キャッチコピーを“さぁ!テレビ新時代。”としたが、今回は、これまでにない楽しみがある4K8K放送に合わせ“別世界、はじまる。”にした。これからもイベントなどを通じて、4K8Kの認知向上に努力したい」とあいさつした。

    会場には、4K・8K推進キャラクターを務める、女優の深田恭子さんが駆け付けた。
    深田さんは、12月1日から放送されるテレビCM「はじまりました」編にも出演している。

    深田さんはCM撮影について「4K8Kは未知の世界だったので緊張した。視聴するのは楽しみだが、女優など出演する方は大変だ」と笑わせ、視聴体験について「これまでは、ブルーレイDVDで楽しんできた。その場にいるような美しい映像はとても感動的」と話した。

    また、見てみたいコンテンツは「水が大好きなので、水泳やサーフィンなどのスポーツ番組が楽しみ。演じる側としては、ドラマのセットなどの細かいところも表現されるので興味がある」と語り、「キャラクターとして、4K8Kのメリットや、視聴方法を多くの方に伝えていきたい」と意気込みを述べた。

    4K8K放送の視聴には、4Kチューナー内蔵テレビか、非内蔵テレビには別途4Kチューナーが必要になる。

    民放4社(BS朝日、BSTBS、BSテレ東、BSフジ)は、12月1日午前10時にスタートするBS4K放送を記念して「BS4K開始“初”生特番~日本で最高に美しい映像お見せします~」を放送する。また、1、2の両日、共同企画番組「大いなる鉄路 16,000km走破 東京発→パリ行き」を放送。各局がリレー形式で、各地の絶景や伝統文化、食などを4K映像で紹介する。発表会では、各局のプロデューサーが登壇し、番組の魅力をアピールした。
    NHKは両日、南極から世界初の4K生中継を実施する他、音楽・美術番組などで8K放送を予定している。

    A-PAB 公式サイト:http://www.apab.or.jp/