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2020年春
世界最大の屋内型ミニチュアパーク
「SMALL WORLDS」開業

2019/08/09

      レジャー施設の企画・運営などを手掛けるSMALL WORLDS(スモールワールズ)は8月7日、都内で記者会見を開き2020年春に世界最大となる屋内型ミニチュアテーマパーク施設「SMALL WORLDS TOKYO」(スモールワールズ TOKYO)を東京・江東区有明に開業すると発表した。(写真=ⓒSMALL WORLD.Inc)
      同施設の総面積は8000平方メートルで、「関西国際空港エリア」「スペースセンターエリア」「世界の街エリア」、人気作品に登場する街を再現した「美少女戦士セーラームーンエリア」「エヴァンゲリオン 第3新東京市エリア」「エヴァンゲリオン 格納庫エリア」「東京エリア(仮)」の七つのエリアで構成される、80分の1の“世界一小さな国”になる。

       ミニチュアテーマパークは、2001年に開業したドイツの「ミニチュア・ワンダーランド」が来場者1600万人を突破した他、フランスの「ミニワールド・リヨン」、米「ガリバーゲート」なども盛況で欧米で話題を集めている。

       同プロジェクトには、プロモデラーの金子辰也氏、アニメ「マクロス」シリーズの監督として知られる河森正治氏らが参加し、精巧な技術と先端テクノロジーを融合させた“動くミニチュア世界”を実現する。展示された車や電車、飛行機が本物のように動き、エヴァンゲリオン格納庫はアニメ同様に可動するという。LEDライトやプロジェクションマッピングも駆使し、別世界に迷い込んだような“圧倒的な没入感”の提供を目指す。

       最大の特徴は、来場者が3Dスキャンで自分の80分の1スケールフィギュアを制作し、好きなエリアに配置できる「住民権付きフィギュア・プログラム」。8月9日から「エヴァンゲリオン」エリアの受け付けを専用サイト(https://smallworlds-eva.jp/)で開始した。購入者は8月19日から順次、制作中のエリアを見学。自分を配置する好みの場所を選ぶと、施設開業時に住人として飾られる。

         左から、近藤社長、福田副社長、山田俊太朗CMO

       福田太一副社長は施設開業の背景について、働き方改革で日本の余暇市場が成長していること、海外のミニチュアテーマパークの活況があると述べ、「手軽に来場できる都市型テーマパークへの需要は高い」とした。近藤正拡社長は「2020年以降、1年に1拠点開業する予定で、15カ所で世界有数のテーマパーク事業者になる。今日は、そんな大きな夢を持って記者発表した」と話した。
      同施設の入場料は未定だが、年間200万人の来場者数を目標にしている。
      公式サイト:http://www.smallworlds.jp/