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ラグビーW杯
ファンゾーンにも、たくさんの楽しみ

2019/09/25

    9月20日に開幕した「ラグビーワールドカップ2019日本大会」では開催期間中、試合会場がある各都市に、試合チケットの有無を問わず、誰でも入場無料で楽しめる公式イベントスペース“ファンゾーン”が設けられる。

    ファンゾーンでは、大型スクリーンによる試合のパブリックビューイングや大会パートナー・スポンサーなどのブース出展、飲食の提供、出場国や地元のPRブースなどがあり、試合前の期待や試合後の余韻を楽しみながら、全ての人が国籍や性別、応援チームなどの枠を超えてラグビーを愛する心を広げる場になりそうだ。
    海外のラグビーファンの間では、ファンゾーンで気分を盛り上げた後に試合会場に乗り込むのが慣例になっているという。

    横浜市・桜木町駅前広場では、巨大ラガーマンが出迎え

    開幕日の「ファンゾーン in 神奈川・横浜」(みなとみらい・臨港パーク)には、開場を待つ多くのファンが列をつくった。
    横浜は、日本ラグビー発祥の地であり、試合会場の一つ、横浜国際総合競技場がある。
    同所は、各地のファンゾーンの中でも最大規模の施設で、決勝戦が行われる11月2日まで毎週末を中心にオープンする。
    会場では、日本文化などを伝えるステージイベントや、ラグビーのプレーをゲーム感覚で楽しめるコーナーもあり、パブリックビューイング以外の楽しみも提供される。

    会場中央付近に設けられた大型テント
    三菱地所グループは、応援の鉢巻きをプレゼント
    ランドローバーは、急坂を昇り降りするオフロード体験を提供
    ハイネケンのブースではビールを求める人が絶えない

    会場は、大会パートナー・スポンサーのブースでコンテンツを体験する人や、ビール片手にラグビー談議に花を咲かせるグループ、地元の老舗・名店の味を楽しむファミリーらで大変なにぎわいとなった。
    また、日本代表のジャージーを着たり、コスプレをした外国人の姿も多く、そこかしこで日本人との交流の輪も見受けられた。

    ドコモブースでは、5GによるVR・マルチアングル視聴が楽しめる
     
    キヤノンブースでは、ここでしかできない記念動画撮影ができる
    大正製薬はリポビタンDをサンプリング

    日も暮れた午後7時30分ごろ、380インチの大型モニターには、開幕戦の日本対ロシアの中継映像が映し出され、待ちかねたパブリックビューイングが始まった。プレーの一つ一つに、歓声と拍手、ため息が交錯する。
    日本が逆転勝利を収めると、多くの人が興奮冷めやらぬ表情で帰路についた。
    ファンゾーン公式サイト:
    https://www.rugbyworldcup.com/fanzones