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IOC理事会 東京オリンピックの
マラソン・競歩会場を承認

2019/12/06

      国際オリンピック委員会(IOC)は12月4日、スイス・ローザンヌで開催された理事会で、東京2020オリンピックのマラソン・競歩の会場について、北海道の札幌大通公園とすることを承認した。
      両競技については、暑さ対策の観点から東京以外での開催が検討されていた。

      同公園は札幌市の中心部に位置し、長さ約1.5キロ、面積約7.8ヘクタール。花壇や芝生の他、樹木に囲まれ、さまざまなイベントが開催されるなど、年間を通じて市民や観光客に親しまれている。
      マラソン(男女)コースは、北海道マラソンのコースをベースに、20キロのループを一周目にすることで合意した。商業ビルなどが建ち並ぶにぎやかな駅前通りから、北海道大など札幌市の代表的なポイントを通過するコースだ。二周目以降は、引き続き協議した上で12月中旬までに決定する予定。
      女子マラソンは20年8月8日、男子は大会最終日の9日に実施され、ともに午前7時にスタートする。

      競歩(8月6、7日実施)は観客が応援しやすいように、十分な歩道幅がある駅前通りを南北に使用する。20キロ競歩(男女)は1キロのループを20周、50キロ競歩(男子)は2キロのループを25周する。