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イベントスペース「note place」オープン
クリエーターとファンらの交流拠点に

2020/06/17

    “だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。”をミッションに掲げ、メディアプラットフォームを展開する「note」は6月16日、東京・渋谷区にイベントスペース「note place」をオープンした。

    noteは、クリエーターや企業が表現活動をする際、ファン(読者)とのコミュニケーションに広く利用されているが、今回、その活動領域をさらに広げるための場を新設した。オンラインによるイベントやセミナー、発表会など、ウェビナーの開催が当たり前になる中、新しい時代に対応した空間を目指す。

    同日行われた発表会で、加藤貞顕社長は「コロナ禍以前から計画していた施設であり、当社のミッションには、オンラインと同様、オフラインでの出会いも重要と考えた。プラットフォームとしてnoteを提供するだけでなく、クリエーターがじかにファンからの反響を感じられるなど、クリエーターとファン、クリエーター同士の交流拠点として、対面で行うイベントを促進したい」と話した。
    また、単なる貸し出しスペースとしてではなく、企業のブランディングや、ユーザーとのコミュニケーションの場としても活用してほしいと述べた。同所では、さまざまなイベントの実施に当たり、要望に応じて企画・配信サポートなども行なう。

     
     
     
     

    同所は主に、リモートカメラシステムのある、約200人収容の「ホール」(ソーシャルディスタンスを保つ場合は最大50人)や、キッチン・調理器具を備えたカフェ感覚の「ラウンジ」、カメラや照明、高速インターネット回線など、オンライン配信設備のある「スタジオ」で構成され、幅広い用途に対応する。

    発表会では、YouTuberらインフルエンサーのマネジメントなどを行う「UUUM」の鎌田和樹社長と、加藤社長による対談「今後、クリエイターの活動はどうなる」が行われた。2人は、“クリエイターへの思い”や“ファンとの関係”“オンラインとオフライン”“マスメディアとの連携”について活発に意見交換し、note placeについて「新時代のコンテンツが生まれる場になってほしい」「多くの人が“クリエイティブ”を体感できる場所にしたい」とコメントした。

    所在地:東京都渋谷区神宮前3-1-30 Daiwa青山ビル 2F
    ※東京メトロ銀座線・外苑前駅 3番出口から徒歩5分
    公式サイト:https://place.note.com/