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ソチパラリンピック開幕!

日本勢、初日からメダル獲得

2014/03/10

     

    パラリンピアンの佐藤真海さんも聖火リレーに参加
     

    ソチ2014パラリンピック冬季競技大会が3月7日開幕した。10日間の会期中、アルペンスキーやクロスカントリースキー、バイアスロンなど5競技・72種目が行われ、史上最多の45カ国・地域から参加する約550人の選手が熱戦を繰り広げる。日本パラリンピック委員会(JPC)はメダル総数10個以上を目標に、選手20人を含む計55人の代表選手団を派遣した。団長は日本障害者スポーツ協会の荒木雅信理事。主将は森井大輝選手(アルペンスキー)、旗手は太田渉子選手(クロスカントリー、バイアスロン)が務める。

    フィシュト・オリンピックスタジアムでは、プーチン大統領らが出席し開会式が行われ、日本政府からは櫻田義孝文部科学副大臣が出席した。1300人を超えるパフォーマーがさまざまなショーを繰り広げ、大会の開幕を祝った。ロシア国内を約10日間かけてリレーされた聖火が再びオリンピックパークの聖火台に灯され、たくさんの花火が夜空を彩った。NHK総合は地上波で初めて開会式を生中継した他、期間中は毎日30分程度のダイジェスト番組を総合とEテレで放送する。また、スカパーJSATは、日本初の「24時間パラリンピック専門チャンネル」を開設し、生中継60時間を含む200時間以上の連続放送をする。2020年大会の東京開催が決まったことで、パラリンピックへの注目度が上がっている。

    狩野選手(スーパー大回転)
    狩野選手(中央)と森井選手(左)
    久保選手(バイアスロン)
     

    8日に行われたアルペンスキー男子滑降座位で、狩野亮選手が金メダル、鈴木猛史選手が銅メダルを獲得。バイアスロン男子7.5キロ座位では久保恒造選手が銅メダルに輝いた。9日の男子スーパ大回転座位でも狩野選手が金、森井選手が銀を獲得し、日本は2日間で5個のメダル獲得という素晴らしい出足を見せた。
    (写真=フォート・キシモト)