電通PRの施策が
国際PR協会のアワードを受賞
2015/06/23
英ロンドンの国際PR協会が世界の優れたPR活動を表彰する「ゴールデン・ワールド・アワーズ・フォー・エクセレンス」(GWA)の各賞が、6月9日に発表された。世界から447件のエントリーがあり、うち50件が受賞。日本からは、電通パブリックリレーションズ(以下電通PR)が電通ヤング&ルビカムと共にエントリーした、ドールの「ウェアラブルバナナ(Wearable_Banana )」と、電通PRが出版した英文のPRガイド「Communicating: A Guide to PR in Japan」の2件が入賞を果たした。
ウェアラブルバナナは2月22日開催の「東京マラソン2015」のランナー用に開発したもので、手首に装着して使う世界初の「食べられるウェアラブルデバイス」。完走タイム、心拍数、Twitterで取得した応援メッセージの他、マラソンコース内に設けられたドールの「極撰バナナ」摂取ポイントを表示した。高い話題性を獲得することで、ドールバナナの認知拡大を図り、アワードではスポンサーシップとイベント・マネジメントの2部門での受賞となった。
「Communicating: A Guide to PR in Japan」は、1988年に初版が発行されて以来、日本のPR事情を説明する唯一の英語の出版物になっている。今回は2014年に刊行した第7版がパブリケーションズ部門での受賞となり、メディアのデータ集にとどまらず、日本メディアの慣習、文化・社会背景、法令などが及ぼす日本固有のPR実務について、事例を交えて解説する内容。第6版から装丁も一新した。
グランプリは全受賞者の中から選ばれ、9月28日に発表を予定している。
詳細はこちら (電通PRニュースリリース)。