「進撃の巨人展」が台湾で開幕!三浦春馬さんが現地でアピール
2015/12/18
累計発行部数が5000万部を超え、国内外で一大ブームを巻き起こしているコミック「進撃の巨人」。同作品の世界を体感できる「進撃の巨人展」が昨年から今年にかけて東京、大分、大阪で開催され累計40万人を動員したが、アジアでの人気を受けてこの度、初の海外出展を果たした。12月11日から台湾・台北市の松山文創園区で「進撃の巨人展WALL TAIPEI」が開催されている(2016年2月29日まで。主催:雅慕斯娯楽、「進撃的巨人展」台北執行委員会)。
オープニングイベントには、この夏に公開された実写版映画で主演を務めた俳優・三浦春馬さんが駆け付けた。
【動画】多くの現地ファンと報道陣が見守る中、三浦さんがオープニングに登場。テープカットを行った。
©HK/AOTE
「松山文創園区」はかつてのたばこ工場跡地を再開発した一帯で、その一号倉庫が会場になった。
展示は日本国内の内容を忠実に再現。原作者・諫山創さんから台湾のファンへのメッセージや会場を訪れた三浦春馬さんのサインなど、台湾オリジナルの展示もある。また別棟ではヘッドマウントディスプレーを利用して360度の視界で原作の世界を体験できる「哮」も用意され、地元のファンを喜ばせている。
訪れた人は「台湾では原画を見られるのが珍しいので、よかったです」「グッズコーナーにある台湾版のFUN BOOKが面白そう。絶対買いたい」などと声を弾ませた。
また、台北市内の百貨店「太平洋SOGO」では、超大型巨人の顔や調査兵団のマネキンが配置され、同展を盛り上げている。
第1回から巨人展に携わっている電通・出版局の林啓悟氏と、現地製作委員会をサポートしたメディアパレット台湾・千賀愛美氏に話を聞いた。