オリンピック旗が東京に! 羽田で歓迎セレモニー
2016/08/26
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と東京都は8月24日、オリンピックフラッグ到着歓迎式を東京・羽田空港で開催した。同歓迎式は、リオデジャネイロ2016オリンピック競技大会の閉会式で小池百合子東京都知事が引き継いだオリンピックフラッグが東京に到着することを記念したもの。
到着した飛行機から姿を見せた小池知事はオリンピックフラッグを高々と掲げて披露した。同時に、別機からは日本代表選手団の主将を務めた女子レスリングの吉田沙保里選手、旗手を努めた陸上十種競技の右代啓祐選手、日本選手団の山下泰裕副団長、髙田裕司総監督が登場。JOC旗を大きく降り、長旅の疲れを見せることなく笑顔で帰国を報告した。
小池知事らは出迎えた人たちの大きな拍手の中、フラッグを掲げながらゆっくりとステージへと進んだ。
檀上で小池知事は「旗は重そうに見えるが、実際はそう重くはない。しかし、その責任たるや非常に重いと痛感している。素晴らしいオリンピック・パラリンピックとなるように、これからますます皆さまと共に働いていきたい」と4年後に向けた意気込みを話した。
日本オリンピック委員会の竹田恆和会長は、金メダル12個、銀メダル8個、銅メダル21個と、日本選手団が過去最多となる41個のメダルを獲得したことに喜びの表情を見せながら、「リオ大会では、これまでメダルの取れなかった競技・種目で多くのメダルを取ることができた。若い選手の活躍もあり大きな成果を挙げたと思うが、この成績を分析して課題を乗り越え、2020年にはさらに素晴らしい成績を収められるように努力したい」と述べた。
お披露目されたオリンピックフラッグは知事室で保管され、今後各種イベントを通じて都民、国民に広く公開される予定だ。
なお羽田空港では、同歓迎式に合わせて「Welcome to TOKYO 2020」というメッセージの下、オリンピック・パラリンピックのエンブレムや各種競技シーン、オリンピアンやパラリンピアンをモチーフとしたデザインの大型装飾を10月10日まで実施している。