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体を動かして熊本へバーチャル旅行! 羽田で熊本地震復興支援

2016/08/31

    羽田空港国内線ターミナルを運営する日本空港ビルデングは8月26~28日、「HANEDA VIRTUAL TRIP 九州・熊本応援イベント」を第2旅客ターミナルのフライトデッキトーキョーで開催した。同イベントは4月に発生した熊本地震復興支援の一環で、熊本を中心とした九州各地への旅行需要の喚起を目的としている。

    羽田で熊本地震復興支援
    羽田で熊本地震復興支援

    期間中、全身を使うマイクロソフトのジェスチャー・音声認識コントローラー「キネクト」(Kinect)を用いた新感覚のフライトゲームを用意。参加者は体を動かしながら大型モニターに映る飛行機を操作し、熊本までのバーチャル飛行を楽しんだ。

    ゲームで熊本に到着すると、モニターと熊本城や黒川温泉などがライブ中継で結ばれ、参加者は熊本にちなんだクイズにチャレンジ。地元の人々とのリアルタイムでのコミュニケーションに笑顔がこぼれた。

    都内の小学4年生の男児は「手をパタパタ動かすと飛行機が動くのが面白かった。思ったよりうまくできた」と誇らしげに感想を語った。

    羽田で熊本地震復興支援
    羽田で熊本地震復興支援
    クイズの正解者に贈呈された熊本にゆかりのある景品の数々


    会場のフライトデッキトーキョーは天候に左右されることなく航空機の離着陸を眺めることができる屋内展望フロアだけに、普段から多くの人が集まる人気スポット。折りしも夏休み中とあって、イベントには多くの家族連れやカップルなどが参加し、大いに盛り上がった。

    なお、同会場では国の交付金を活用したキャンペーンで9月9日から受付開始となる「九州ふっこう割」(第2期)の紹介も行われた。10月1日~12月28日宿泊の期間中に利用でき、熊本県、大分県への旅行が最大で50%割引、福岡県、佐賀県、長崎県、宮崎県、鹿児島県への旅行が最大で40%割引になる。第1期はネット、窓口での申し込みに予約が殺到し売り切れ続出となった。

    九州ふっこう割 http://kyushu-fukkou.jp/