「ワールドマーケティングサミットジャパン2016」を開催
2016/10/17
ワールド・マーケティング・サミット・ジャパン2016実行委員会は10月11、12日、「ワールドマーケティングサミットジャパン2016」を東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で開催した。
同サミットは、国際機関、行政、企業研究者などが一堂に会し、社会や経済の発展を促すためのマーケティングについて議論する国際会議。本年度はメインテーマを「先進国におけるマーケティング」とし、日本での開催は今回が最後となる。
開会の辞として、日本マーケティング協会会長の後藤卓也氏は、「昨年よりもさらに充実したサミットができるものと期待している。吸収した知見をぜひ実務に生かしてほしい」とあいさつした。
基調講演では、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院教授のフィリップ・コトラー氏は、日本が直面している経済やマーケティングの課題、そして、そもそもマーケティングとはどういうものなのかを話した。続いて、ネスレ日本代表取締役社長兼CEOの高岡浩三氏は、日本という難しいマーケットで、いかに新しいマーケティングを目指しているのかをネスレの取り組みを中心に講演した。
サミットは「価値の創造」「経験価値マーケティング」など、九つのセッションに分けて行われ盛況の中、閉幕した。