くら寿司
大手回転寿司チェーン初の牛丼を販売
2016/11/04
回転寿司チェーン「無添くら寿司」を運営するくらコーポレーションは11月4日から、新商品の「牛丼を超えた、『牛丼』」を販売開始した。
同2日、東京・目黒区の恵比寿ガーデンルームで発表会が行われた。
田中信副社長は、同社が創業以来“食の戦前回帰”を目指し四大添加物無添加など、安全・安心なメニューを提供し続けていることに触れ、近年も好調な業績を上げていると話した。
また、「2016年JCSI(日本版顧客満足指数)第1回調査」で同店がレストランチェーン部門で初の「顧客満足度『日本一』」を獲得した要因として、7月に発売した「シャリカレーパン」「シャリコーラ」のようなサイドメニューの充実にもあるのではないかと述べた。
今回、さらにサイドメニューを増やすべく「牛丼」を発売すると発表。魚が苦手な人にも来店してもらい、3カ月で100万食の販売を目標にしているとした。
開発に6年かけたという新商品の特長は、製法、味付け、肉質で、中でも同社ならではの「7種類の魚介だし」を使用することで、専門店にも負けない「オンリー椀(わん)な牛丼」を実現した。
ステージには、お笑い芸人・岡田圭右さんを父に持つタレントの岡田結実さんと、サッカーの本田圭佑選手のモノマネ芸人・じゅんいちダビッドソンさんが登壇した。
くら寿司について岡田さんは「父がCMに出る以前からよく行っている。学生の身には値段の安さがうれしい」と話し、じゅんいちさんは「関西出身なので、なじみ深い。サイド(メニュー)はとても大切です。くら寿司は“寿司界の長友です”」と本田選手ばりのコメント。それに対して岡田さんは「父と同じで理解するのに時間がかかるタイプですね」と返し、会場に笑いが起きた。
目の前で新商品が披露されると、2人はすぐにも食べたそうな様子を見せるが、用意されたのは1食分のため、「あいうえお作文」で勝負となった。
お題は2人に共通する大切なもの「けいすけ」。「けいすけ」への愛と思いがより強かった岡田さんが見事に勝利したが、試食は特別にじゅんいちさんにも提供された。
2人は「7種類のだしが牛肉にピッタリ合っている」「海(だし)と陸(牛肉)のコラボが最高。グラッチェならぬウマッチェだ」などコメントしながらも箸が止まらなかった。
じゅんいちさんは、得意のフレーズで「これがくら寿司の伸びシロですね~」、岡田さんは「ますますお店に通いそう。皆さんもぜひサイドメニューを楽しんで」とメッセージを述べた。
公式サイト:
http://www.kura-corpo.co.jp/