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今年も武田さんが、マルちゃんで
受験生を激励

2017/01/11

    東洋水産は1月10日、東京・新宿区の早稲田予備校で、PRイベント「マルちゃん『がんばれ!受験生 応援会 2017』」を開催した。

    2008年にスタートした同応援会は、受験シーズン本番を目前に控え緊張感に包まれた受験生を励ます恒例のイベントで、今年で9回目となる。

    教室に設けられたステージには、「マルちゃん 赤いきつねと緑のたぬき」の発売以来約40 年近く、CM キャラクターを務めてきた俳優の武田鉄矢さんが登壇。自身の受験経験を語りながら、「灰色といわれる受験生活ですが、その灰色をはじき返し、自分で色を付けていくことに受験生活の意味がある」と、センター試験を目前に控える受験生を激励した。

    長い俳優生活で多くの教師役を務めてきた武田さんは、出身地や家族の話を紹介しながら玄人はだしの特別授業を行い、「家族」や「知」などの漢字に込められた意味を解説。

    「母親からどんな影響を受けたか」という質問に対しても「『人に本当のことばかり言うな。世の中は本当のことほどつまらないことはない。その本当のことをどれくらい飾り付けておもしろく語るかが、生きているということだ』という母の言葉が心に残っている」と真摯に回答した。

    武田さんは、受験生が「大学合格」の文字を書き込んだ絵馬に大きな花丸をつけ、「『おめでとうございます』を先に言っておきましょう。めでたいことを目指すときは、先に『おめでとう』を言うことで運命全体がめでたい方向に動くようになる」と合格祈願を行い、受験生一人一人に言葉をかけながら「赤いきつね」を手渡した。

    中牟田俊男さん、千葉和臣さんが加わっての海援隊ミニライブでは、ヒット曲「贈る言葉」と「人として」の2曲を熱唱して受験生にエールを贈り、「贈る言葉」の歌詞が女性にフラれた経験から作られたものであるなど、青春時代の裏話も披露した。