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冬季アジア札幌大会が開幕!
過去最多の国・地域が参加

2017/02/21

    第8回札幌冬季アジア競技大会(主催=アジア・オリンピック評議会〈OCA〉 ゴールドパートナー=NTT東日本、NTTドコモ  オフィシャルパートナー=セイコーホールディングス、綜合警備保障  オフィシャルスポンサー=アクティオ、イー・シー・プロ、カナモト、加森観光、札幌ばんけい、セコム、ANAホールディングス、東京海上日動火災保険、トッパン・フォームズ、日本航空、富士ゼロックス北海道、北海道瓦斯、北海道新聞社、ミズノ)が2月19日、開幕した。

    同大会は、アジアの45の国と地域が加盟するOCAがアジア地域における冬季スポーツの発展を目的に、原則4年ごとに開催する総合国際スポーツ大会。札幌での開催は1986年の第1回、1990年の第2回に次いで3回目となる。

    大会スローガン「Beyond your ambitions 世界につながる、冬にする。」の下、過去最多の32の国・地域から約2000人の選手・関係者が参加。26日までの8日間、スキーやスケート、バイアスロン、アイスホッケー、カーリングの5競技64種目が行われる。

    (写真=フォート・キシモト)

    大会初日、豊平区の札幌ドームで開会式が開催された。

    第1部のセレモニーでは、中国を先頭に各国選手団が入場行進。ゲスト参加国のオーストラリア、ニュージーランドも笑顔で入場する中、最後の日本選手団が姿を現すと、ひときわ大きな歓声が起きた。

    大会組織委員会の秋元克広会長(札幌市長)は「今大会が国・地域の枠組みを超え、アジアの人々とつながり、多様な文化の交流と理解が促進される中で友好と平和に寄与できることを祈念する」とあいさつした。OCAのアハマド会長は「冬季大会のホームともいえる札幌を再び訪れることができてうれしい。選手にはこの恵まれた環境で、スポーツと心からのもてなしを楽しんでほしい」とスピーチした。

    天皇陛下の名代で皇太子さまが開会を宣言。日本選手団の主将を務める、カーリングの本橋麻里選手が選手宣誓を行った。

    第2部では、北海道アイヌ協会による伝統舞踊や、勇壮なよさこいソーラン、若い世代による軽快なダンスなど、北海道ならではの歓迎パフォーマンスが披露された。聖火リレーでは、元スピードスケート選手の清水宏保さんらが登場し、最終走者の元スキージャンプ選手・原田雅彦さんにより聖火台に点灯された。

    第3部は、大会イメージソング「WINTER SONG ~DANCING SNOWFLAKES VERSION~」を歌う「ドリームズ・カム・トゥルー」のスペシャルライブが行われた。聖火をバックに大ヒット曲などを熱唱。パワフルなステージで観客は大いに盛り上がり、会場全体で大会の成功を祈った。

    大会期間中、札幌駅前地下歩行空間には「ファンビレッジ」が設置され大会パートナー、スポンサーがブースを出展し製品やサービスをPR。また、パブリックビューイングやインフォメーションセンターも展開されている。

    ■ 「ファンビレッジ」(札幌駅前地下歩行空間)

     

    ■ 開会式会場(札幌ドーム)

    NTT東日本は、スノーボードで滑走している写真が撮影できるブースを出展。NTTドコモは、カーリング競技をバーチャル体験できるコーナーを設けた。

    ■ 雪ミク(初音ミク)

    北海道を応援するキャラクターで、大会マスコットの「エゾモン」とともに大会を盛り上げる。2010年の「さっぽろ雪まつり」で、“真っ白い「初音ミク」の雪像”を作ったのを契機に誕生した。

    大会公式サイト:https://sapporo2017.org/