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電通、8K解像度ドラマ「囲むフォーメーションF」を実写映像で制作

2017/03/16

    03月16日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。


    2017年03月16日

    電通、8K解像度ドラマ「囲むフォーメーションF」を実写映像で制作

     

    株式会社電通(本社:東京都港区、社長執行役員:山本 敏博)は、高精細映像技術8K解像度で撮影を行ったドラマ番組「囲むフォーメーションF」(約31分)を制作いたしました。

    ヨーロッパ企画の舞台劇「囲むフォーメーションZ」を原作とし、平面に並んだ9つの部屋で起こる事件を定点カメラによる俯瞰視点で眺め、8K解像度ならではの高精細映像が各部屋の細部、人の表情を映し出します。

    当社は、2018年12月1日より順次放送開始される次世代放送技術8K放送への取り組みとして、2015年から8K解像度映像の制作活動を行ってきました。2016年には、8K解像度アニメーション「LOOP JAPAN」と、8K放送に対応される予定の22.2Chサラウンドコンテンツ「ねこさがし~Finding Cats in 22.2ch~」を発表しています。今回のドラマ番組「囲むフォーメーションF」は、8K規格では3作品目の映像制作となり、初めて実写映像の撮影に取り組みました。

    「囲むフォーメーションF」は、一般社団法人放送サービス高度化推進協会の2016年度8K検証用コンテンツの一つとして採択されており、今後、試験放送での活用が計画されています。

    当社は、今後も次世代放送技術に関する新しい映像表現の実験・実証に取り組んでまいります。

    ■「囲むフォーメーションF」のイメージ画像

    囲むフォーメーションF(イメージ)01
    囲むフォーメーションF(イメージ)02

    ■「囲むフォーメーションF」の制作スタッフ

    ・制作:株式会社電通・株式会社ROBOT・株式会社オポス(ヨーロッパ企画)
    ・監督:上田 大樹
    ・原作:上田 誠(「囲むフォーメーションZ」/株式会社オポス(ヨーロッパ企画)
    ・脚本:諏訪 雅/上田 誠
    ・撮影:遠藤 裕美子(pict)/ 照明:松山 嘉人(pict)/DIT:五十嵐 智史
    ・美術:吉嶺 直樹・高橋 亮(SUI)/ サウンドデザイン:沖田 純之介(okidesign)
    ・音楽:侘美 秀俊 / 編集:小部 昌史(IMAGICA)


    ※一般社団法人放送サービス高度化推進協会は、放送サービスの安定的な運用を図り、その普及・発達に努めるとともに、放送およびそれに関連・応用するサービスや産業の高度化を推進しています。平成28年度の総務省実証事業として、NTTコミュニケーションズ株式会社が請け負った「高度広帯域衛星放送方式の伝送技術による複数の伝送路を用いた伝送の実用化に向けた技術の実証」の一つに、「8K等コンテンツの制作に必要な技術の検証」があり、同協会が実務推進をサポートしています。今回の技術検証は、総務省による実証取り組みの3年目にあたり、同協会は全会員を対象に実証コンテンツを公募し、4Kコンテンツ10件、8Kコンテンツ12件を採択し、会員社と共に制作・検証を進めています。
     

    以上


    電通ニュースリリース
    http://www.dentsu.co.jp/news/release/2017/0316-009195.html