サントリー
車いすバスケのVR動画公開
ラスト1分で試合に出るのは「あなた」!
2017/04/25
サントリーホールディングスは4月24日、車いすバスケットボールのVR動画「ラスト1分。日本代表は君だ。」をホームページで公開した。
(http://www.suntory.co.jp/culture-sports/challengedsports/movie.html)
同社は、目標に向かって挑戦するアスリートの姿は創業の精神「やってみなはれ」に通じると考え、2014年からチャレンジド・アスリート、スポーツの振興支援を行っている。アスリートによる競技体験会やトップ選手の育成・強化を支援する「チャレンジド・アスリート奨励金」などを展開。15年には、日本車椅子バスケットボール連盟とオフィシャルパートナー契約を締結し、日本代表候補選手のサポートや、大会での社員によるボランティア活動などを実施している。同社は、こうした支援活動が評価され、「平成28年度 東京都スポーツ推進モデル企業」に選定された。
動画は、激しいぶつかり合いなど迫力ある競技の魅力を多くの人に伝えたいという思いで制作された。撮影にはVRカメラを使い、観客ではなく選手の視点で試合を体感できる。
舞台は、終了まで残り1分となった試合の真っ最中。4点ビハインドの状況で、選手交代でコートに入る「あなた」。チームメートの活躍で2点差まで迫った後、最後にパスを受けた「あなた」はスリーポイントシュートを決められるのか!?
チームメートとの会話や掛け声、パスされるボール、車いすの激突など臨場感あふれる映像が、「あなた」視点で展開される。
主な出演者は、日本代表候補の豊島英、土子大輔、村上直広、古澤拓也、河原凛、緋田高大、秋田啓、立川光樹らの現役選手。VRカメラを装着しての撮影に臨んだ立川選手は「カメラが重くて大変だった」と言いながらも、時間いっぱいで見事にシュートを決めた。選手たちは「一緒にコートに立っている感覚で、競技の魅力や迫力を楽しんでほしい」とコメントした。
5月3~5日、渋谷区の東京体育館で開催される「日本車椅子バスケットボール選手権大会」では、ヘッドセットを装着して3DのVR動画が体感できる特設ブースを出展する。