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超ヒット作「ONE PIECE」連載20周年記念で重大発表! 

旬なタレントの横澤さんも驚愕

2017/07/24

    集英社は『週刊少年ジャンプ』に連載中のマンガ「ONE PIECE」(著者:尾田栄一郎氏)が7月22日、連載20周年を迎えるのを記念して、前日の21日に東京タワー フットタウンにある東京ワンピースタワーで記者発表会を開催した。

    同作は、週刊少年ジャンプ1997年7月22日発売号から連載を開始。コミックスの1~85巻の国内累計発行部数は3億5000万部以上。海外では42以上の国・地域で流通し、部数は6600万部以上に上り、“単一作者による、最も多く発行されたコミックシリーズ”として、ギネス世界記録に認定されている。
    ストーリは、“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”をめぐる海洋冒険ロマン。「ゴムゴムの実」と呼ばれる不思議な実を食べて、体がゴムのように伸びる特殊能力を持った少年モンキー・D・ルフィが仲間を集め「麦わらの一味」を結成、海賊王を目指す物語。

    同社は20周年の感謝を込めて、すでに20大アニバーサリーキャンペーンを開始しているが、中野博之編集長は「本日は、初公開の施策や更新情報を紹介したい」とあいさつした。
    ステージには、前日に入籍・結婚を発表したタレントの横澤夏子さんがウエディングドレスで登場した。
    中野編集長が横澤さんに「キレイですね。プリンみたいです」と美人の登場人物に例えると、横澤さんはONE PIECE好きの結婚相手からは「“求婚のローラ”に似ていると言われている」と自虐ネタで笑いを誘った。
    一つ目の発表は、作品が同誌に初めて掲載された7月22日が「ONE PIECEの日」として日本記念日協会から認定されたことで、同協会から登録証が授与された。また、7~9月に同社発行の28の雑誌の表紙をONE PIECEがジャックすることが明かされた他、京都とのコラボレーションによる体験型イベントなど多彩な企画が発表された。

    最後の重大発表は「ハリウッド版ドラマ化プロジェクト」の決定だ。プロジェクトのパートナーは、人気海外ドラマ「プリズン・ブレイク」などを手掛けたマーティ・アデルスタイン氏が率いる「TOMORROW STUDIOS」。原作者の尾田氏は、実写化について「20年間作品を支えてくれているファンを絶対に裏切らないことが条件。どうか期待して、続報を待ってほしい」とメッセージを寄せた。同スタジオは、「全力で実写化を成功させる。本作は、テレビシリーズ史上、最も製作費が高い作品になると予想され、またその価値があると思う」とのアデルスタイン氏のコメントを出した。
    中野編集長は「“ONE PIECEの日”を新たなスタートとして、今後も愛読者を楽しませる企画を継続したい」と話した。
    20周年特設サイト:https://sp.shonenjump.com/j/op-20th-anniv/