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ラグビーワールドカップ日本 
公式マスコット「レンジー」を発表

2018/01/26

    ラグビーワールドカップ2019(RWC2019)組織委は1月26日、日本大会を盛り上げる公式マスコット発表会を、東京・港区の明治記念館で開催した。
    大会にマスコットが採用されるのは、1999年のウェールズ大会以来だ。

    日本大会(主催=ワールドラグビー)は2019年9月20日~11月2日、全国の12都市(12会場)で、参加20チームにより行われる。開幕戦(日本対ヨーロッパ地区代表)は9月20日に東京スタジアムで、決勝戦は11月2日に神奈川県の横浜国際総合競技場で実施される。初のアジア開催、ラグビー伝統国以外での大会として世界中の注目を集めている。
    大会ビジョンは「絆 協創 そして前へ」(Connect Create Go Forward)。キャッチコピーは「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」(ONCE IN A LIFETIME)。
    第1回大会は、1987年にニュージーランドとオーストラリアで開催され、以後4年ごとに各国で開催。2015年のイングランド大会では、日本代表が南アフリカ代表を破るなどの活躍で、国内でも一躍ラグビー人気が高まった。

    発表された公式マスコットは、ユニット名「レンジー」(英語:Ren-G)。白い髪が親の「レン」(Ren)、赤い髪は子の「ジー」(G)で、古来から幸福を招き邪悪を退けるとされてきた想像上の聖獣・獅子をモチーフにした。顔はラグビーボールの形で、姿は連獅子や獅子舞に似る。

    RWC2019エグゼクティブディレクターのロブ・アバーネシー氏は「マスコットには、日本の皆さんとラグビー、そしてラグビーの価値をつなぐ絆を生み出してほしいという願いを込めた。今後レンジーは、日本各地を訪問し大会のさまざまな情報を発信するが、皆さんに好評をもって受け入れられると信じている」とあいさつした。

    組織委の嶋津昭事務総長は「ほぼ2年にわたる作業を経て念願のマスコットができた。ラグビーのコアバリューである『品位』『情熱』『結束』『規律』『尊重』にマッチするものを目指した。各自治体のキャラクターとも連動して活躍してくれると期待している。皆さんとともにレンジーを愛していきたい」と話した。

    大会アンバサダー、ドリームサポーターも祝福

    組織委コマーシャル局の宮田省吾局長は、最終応募50作品の中からレンジーに決定したことを明かし、採用理由として「歌舞伎という、ホスト国の文化に基づいていること」「連獅子が愛情と試練の物語であり、ラグビーのコアバリューと親和性が高いこと」などを挙げた。

    今後ワールドラグビーでは、レンジーのライセンス商品の展開も検討中だ。

    大会公式サイト:
    https://www.rugbyworldcup.com/