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「こっちは元気だ。東京はどうだ。」
上京した人にトレインジャックでエールを

2018/05/23

    内閣府は2月から、地方創生を目的に「どう生きる?どこで生きる?」キャンペーンを実施している。5月中旬からは、東京で暮らす地方出身者に向けて「地元」を思い出してもらう施策としてJR東日本(山手線ADトレイン:5月17日~6月1日)、東京メトロ(Uライナー:5月16~31日)で、トレインジャックを実施している。

    同キャンペーンは、若年層が人生の可能性を広げることを応援し、その選択肢としてローカルを提案。より活気にあふれた日本社会を目指すものだ。

    2月~3月に実施したキャンペーン第1弾では、吉本興業とタッグを組んで、お笑い芸人が各都道府県に居住するプロジェクトを実施するなど、複数媒体での発信により「地方暮らし」を考えるきっかけづくりを行ってきた。

    第2弾となるトレインジャックは、新学期や新生活を迎え、ゴールデンウイークで地元に帰るなど、慌ただしい時期を経て、ようやく落ち着いてきた5月の連休明けに実施。ちょうど改めて地元に思いをはせるであろう時期を狙った。

    地方の大学や高校、専門学校を卒業して東京で働く若者、地元を離れて東京の大学で学ぶ学生に、巣立った地元からエールを送りつつ、いつでも戻ることができる、生活していく場所の選択肢として「地元」があることを伝え、地方創生につなげたい考えだ。

    制作チームは、プロジェクトのため、47都道府県全てに現地取材に赴き、47パターンのクリエーティブを制作した。

    キャッチコピーは、「こっちは元気だ。東京はどうだ。」。

    車内には、地方からの温かい応援メッセージが満載だ。つい自分の出身地を探したくなる仕掛けと、懐かしさと里心を誘うビジュアルが印象的だ。

    JR東京駅の中央通路では、デジタルサイネージでも実施する(5月21~27日)。

     

     

    公式サイト: https://www.gov-online.go.jp/cam/dokoiki/train/

    ※駅・係員へのお問い合わせはご遠慮ください。