電通、「SDGsコミュニケーションガイド」を作成
2018/06/01
6月1日に配信された電通ニュースリリース文面は以下の通りです。
2018年6月1日
株式会社電通(本社:東京都港区、社長:山本 敏博)は、企業の経営層や広告宣伝に携わる方々、広告会社の方々向けに、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)に係るコミュニケーションを考える際の手引きとなる「SDGsコミュニケーションガイド」(日本語版・英語版)を作成しました。
「SDGs」とは、2015年9月にニューヨークの国連本部で開催された「国連持続可能な開発サミット」において掲げられた17のゴールと169のターゲットからなる“持続可能な未来を創るための目標”です。近年、持続可能性に対する危機感が世界中で語られており、わが国でもその対応に向けて、国や自治体、経済界、NPO法人による真剣な議論が展開されています。中でも企業の積極的な参画と貢献が期待されており、すべての企業活動および広告コミュニケーションの分野で、持続可能性の思想に基づく行動が求められています。
その一方で、広告コミュニケーションにおいて「企業の取り組みの実情とかけ離れた過度な表現」や「消費者に誤解を与えかねない不適切な表現」を使用することは、SDGsの理念から逸脱した行為として、批判の対象となり、企業価値を毀損させてしまう可能性があるとの指摘が専門家からなされています。
当社ではこうした状況を踏まえ、有識者や専門家8名による電通「SDGsコミュニケーションガイド」作成委員会(※)を立ち上げ、SDGsを念頭に置いて行う広告宣伝やプロモーション活動に役立つ「理解しておくべきこと」「気をつけねばならないこと」などを取りまとめた同ガイドを作成しました。
今後も当社は、広告コミュニケーション分野のみならず、多方面で持続可能な未来づくりに貢献してまいります。
<「SDGsコミュニケーションガイド」の概要>
・発行:株式会社電通
・協力:電通「SDGsコミュニケーションガイド」作成委員会
・配布方法:下記のURLからダウンロード可能
http://www.dentsu.co.jp/csr/team_sdgs/pdf/sdgs_communication_guide.pdf
※電通「SDGsコミュニケーションガイド」作成委員会メンバー
座長:
後藤 敏彦/一般社団法人グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン 理事、NPO法人サステナビリティ日本フォーラム 代表理事
委員:
粟野 美佳子/一般社団法人SusCon 代表理事
石田 一郎/朝日新聞社 マーケティング本部長
沖 大幹/東京大学国際高等研究所 サステイナビリティ学連携研究機構 教授、国連
大学 上級副学長、国際連合 事務次長補
金田 晃一/ANAホールディングス株式会社CSR推進部担当部長
木下 浩二/日本広告業協会(JAAA) 環境小委員会委員長
黒田 かをり/一般財団法人CSOネットワーク 事務局長・理事
堀江 由美子/公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン アドボカシー・マネージャー
(2018年4月1日現在 五十音順・敬称略)
以上
電通ニュースリリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2018/0601-009547.html