ラグビーワールドカップ2019
開催に向け、都内でキャラバンイベント
2019/01/22
東京都とラグビーワールドカップ2019組織委は1月19日、9月に開幕する大会を盛り上げようと、公式マスコットのレンジーと大会アンバサダーらが、大会に関係の深い都内6カ所を巡るニューイヤーイベント「東京ラグビーキャラバン」を実施した。
キャラバンのスタートとなる東京・新宿区の日本青年館前では、関係者が出席し出発式が行われた。日本青年館は、関東におけるラグビーの聖地・秩父宮ラグビー場に近接し、同館内には組織委がある。
小池百合子知事は「開催まであと244日になり、後半戦チケットの一般先着販売が始まる本日、組織委と連携してキャラバンを実施することになった。都は、全国の開催都市などと協力して大会の成功に尽力する。皆さんも応援してください」とあいさつした。
組織委の嶋津昭事務総長は「大会チケットの総数180万枚のうち、すでに120万枚が売れた」と明かし「全試合フルスタンドで各国チームを歓迎したい。訪日客に素晴らしい日本を体験してもらい、東京オリンピック・パラリンピックにつなげたい」と話した。
式には、キャラバンに参加する大会アンバサダーの松田努、菊谷崇の両氏(ともに元ラグビー日本代表)と大会ドリームサポーターのヨーコ・ゼッターランド氏(女子バレーボールメダリスト)の3人が出席し、大会とキャラバンへの思いを語った。
ステージでは、小池知事から松田氏へ大会成功の思いを込めたラグビーボールが手渡され、3人とレンジーは、キャラバン用に仕立てられたラッピングバスなどに乗り込みキャラバンに出発した。
その後キャラバンは、海外代表チームのキャンプ地などとして大会に関係する町田や府中、三鷹、武蔵野、開幕戦などが行われる東京スタジアムのある調布を巡回。各地でミニトークを行い大会をPRした。