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東京2020組織委
オリンピック公式チケットの概要を発表

2019/01/31

    東京2020組織委は1月30日、東京オリンピック公式チケットの販売概要について発表した。
    チケットは2019年春に公式チケット販売サイトで抽選申し込みを開始する。同年の秋から冬にかけては、同サイトでの先着順販売を始め、20年春以降は同サイトの他、チケット販売所(都内に設置予定)、公式リセールサービスで購入可能になる。

    ■ チケットの種類

    「一般チケット」
    ・会期中の33競技のチケットを販売
    ・A~E席の最大5種類を設定
    ・最高価格は、陸上競技(午後決勝)の13万円、次いで水泳(決勝)の10万   8000円だが、全チケットの半分以上が8000円以下

    「車いすユーザー向けチケット」
    ・車いすユーザーと同伴者が一緒に観戦できるチケット
    ・開閉会式、全競技で用意

    「東京2020みんなで応援チケット」
    ・12歳未満の子ども、60歳以降のシニア、障がい者を1人以上含む家族やグルー プを対象にしたチケット
    ・開閉会式、全競技で用意
    ・価格は、1枚2020円。抽選販売で予定枚数に達した場合、以降の販売はなし
    ・人数制限、販売枚数は検討中

    また、上記チケットとは別に、19年春以降、以下のようなチケットを販売予定。

    「公式ホスピタリティパッケージ」
    ・観戦に加え、会場内の施設で飲食やラウンジ使用などの付加価値サービスが付 いたチケット
    ・陸上やテニス、水泳など10以上の競技会場で実施予定

    「公式観戦ツアー」
    ・チケットと宿泊・交通などをパッケージにした観戦ツアー
     大会オフィシャルパートナーの、KNT-CTホールディングス、JTB、東武トップ ツアーズの3社が販売

    「学校連携プログラム」(一般販売なし)
    ・観戦を通し、子どもたちに大会を一生の財産としてもらう機会を提供するプロ グラム
    ・価格は1枚2020円。100万人以上の子どもに観戦してもらうことが目標

    チケット代金の支払いは、Visaブランドのカード決済かコンビニでの現金払い。
    詳細はチケットサイト(https://tokyo2020.org/jp/games/ticket/)まで。

    ■ 公式決済カード「TOKYO 2020 OFFICIAL CARD」

    東京2020組織委は1月21日、組織委の公式決済カード「TOKYO 2020 OFFICIAL CARD」の発行を開始した。
    同カードは、クレジットカードとプリペイドカードの2種類で、ともに年会費は無料。搭載するカードブランドは、ワールドワイドオリンピックパートナーの「Visa」で、インターネットを含む世界中のVisa加盟店で利用可能。

    また、大会チケットの購入以外では、大会期間中の会場内での買い物も現金以外は「Visa」決済となるため便利に使える。さらに、「Visa非接触IC決済サービス」に対応しているため、同サービスに対応している店舗では、レジのリーダーにタッチするだけで、キャッシュレスで支払が完了する。
    カードの発行会社は、三井住友カード。

    カードデザインは、クレジット、プリペイドそれぞれ3パターンある。“お祝いムード”と“伝統色”の観点から、クレジットカードには大会テーマカラーの「藍色」を、プリペイドカードには「紅色」を使った。エンブレムと大会マスコットをあしらったデザインがある。

    同カードは、東京2020公式サイト(https://tokyo2020.org/jp/special/card/)から申し込みが可能。