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「銀座」が「型やぶり」を募集
「ギンザ・ショートフィルム・コンテスト」

2019/02/26

    銀座通連合会(東京・中央区)と、銀座・中央通り、晴海通りにある24の国際的なラグジュアリーブランドで組織するギンザ インターナショナル ラグジュアリー コミッティ(GILC)、全銀座会は2月22日、初開催する「ギンザ・ショートフィルム・コンテスト」(協賛=大成建設、朝日新聞社、KIRARITO GINZA、サッポロホールディングス、資生堂、みずほ銀行、三井不動産、リコー)についての発表会を、銀座6丁目のリシュモンジャパンで行った。

    コンテストは、プロ・アマ問わず広く一般から5分程度の映像作品を募集。最優秀作品賞など受賞作には賞金を贈呈する。伝統と革新を繰り返す銀座の街が、新たな才能を募集する初めての映像コンテストとして注目される。

    同連合会の谷澤信一理事長はコンテストについて「銀座の街としての新たな価値の創出と、街と人との関係を深めるきっかけを作っていくことを目的にしている」と話し、募集テーマは「型やぶり」だと明かし、伝統と革新が融合して発展してきた銀座に相通じると語った。また、銀座の商業文化や伝統芸能など街の魅力に新しいコンテンツが加わることで、世界そして未来に文化を発信したい、とあいさつした。

    GILC(ギルク)の三木均代表は、「ラグジュアリーブランド、ビジネスにふさわしい銀座から作り出させる新しいクリエーティビティーが、世に出ることを期待している。今回は国内での募集だが、いずれ海外に向けて募集を広げ、街のイメージ向上、発展に貢献したい」と話した。

     コンテストの審査員には、米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」代表で俳優の別所哲也さんと、映画監督の中野裕之氏が就任。この他、谷澤理事長や三木代表らも加わり複数のメンバーで審査を行う。

    別所さんは「大人の街、憧れの銀座がショートフィルムに注目してくれてうれしい。ショートフィルムは“映像の未来地図”のようなものだ。“奇想天外”で型やぶりな作品、ルールを破るだけでなく、新しいスタイルを予感させる作品が出てきてくれたら。審査を楽しみにしている」とあいさつした。

    応募の締め切りは4月26日。その後、選考期間を経て、5月下旬に授賞セレモニーを開催する。賞金総額は300万円で、最優秀作品には国内の映像コンテストでも最高クラスの200万円が贈呈され、「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2019」で上映される。
    公式サイト:http://www.ginza.jp/event/11620