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東京オリンピック聖火リレー
グランドスタートは「Jヴィレッジ」

2019/03/14

    東京2020組織委は3月12日、ギリシャで採火したオリンピック聖火を、東日本大震災被災3県で「復興の火」として展示する場所と、聖火リレーのグランドスタート会場を発表した。被災3県と復興庁、国際オリンピック委員会と協議の上決定した。

    「復興の火」は東京オリンピックの聖火リレーコンセプト「Hope Light Our Way/希望の道をつなごう。」に沿って、復興に尽力している被災地の住民に聖火リレーに先立ち見てもらうもの。

    2020年3月20日、宮城県の航空自衛隊松島基地に到着する聖火は、25日まで宮城、岩手、福島県の順に計6カ所で展示される。26日には福島県のナショナルトレーニングセンターJヴィレッジ」から聖火リレーがスタートし、121日間かけて日本全国を巡回する。

    Jヴィレッジは、1997年に日本初のサッカーのナショナルトレーニングセンターとして開設。サッカー日本代表の合宿地としても利用されてきたが、2011年3月の大震災と原子力発電所事故の発生で事故対応の拠点になった。

    その後、全天候型練習場や、宿泊棟なども整備し「福島県の復興のシンボル」に生まれ変わった。

    聖火リレー詳細:https://tokyo2020.org/jp/games/torch/olympic/