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最後にして最大の原画展
「進撃の巨人展FINAL」
六本木で始まる。

2019/07/08

    世界18言語・180カ国以上で累計7800万部超を発行する人気漫画「進撃の巨人」(原作:諫山創氏)の原画展「進撃の巨人展FINAL」が、7月5日から東京・港区の森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ)で始まった。(9月8日まで)

    同作は、壁で囲まれた居住地で暮らす人類が、人を捕食する巨人に抗いながら戦うストーリー。2009年の連載開始から10年を迎え、クライマックスを予感させる展開が注目を集めている。
    同イベントは2014年に東京・台東区の上野の森美術館で「進撃の巨人展 WALL TOKYO」として初開催され約25万人を集客。その後の巡回展も含めると45万人を超える動員数を記録するなど人気のイベントで、今回は5年ぶりの開催となる。

    一般公開の前日、オープニングイベントと内覧会が実施され、ゲストとして漫才コンビ「和牛」の水田信二さんと川西賢志郎さん、フリーアナウンサーの宇垣美里さんが駆け付けた。
    作品のキャラクターのコスチュームで登場した3人は、登場人物の「リヴァイ」「エレン」「ミカサ」を演じながらミニ巨人を相手に立ち回りを披露。

    宇垣さんは「作品の世界観を再現した、このジオラマシアターが一番好き。作品に没入した気分になれる。所々にエッセンスがちりばめられていて、それを見つけるのも楽しい」と話し、川西さんは「原画が楽しみで来たけど、入ってすぐのオープニングシアターで気分があおられ、作品に引き込まれる」、水田さんは「音声展示の最後の風景は、最終話の感じを音だけで表現しているのかと想像すると期待が高まる」と、それぞれに見どころを語った。

    作品のストーリーにちなみ、人生の選択を迫られた場面について聞かれた川西さんは「コンビで、ボケとツッコミのどちらをやるかもそうだったし、大阪から東京に進出するかも一つの選択だった」と語ると、水田さんは「ヨガに通うか通わないか…。通うことにしました」とプライベートな話題で会場を沸かせた。

    会場では180点を超える原画展示の他、20メートル以上の超大型スクリーンや実物大のジオラマで作品の世界観を具現化したブース、原作者・諫山氏が現在構想中の「最終話」を“音”だけで表現・展示したコーナーなど、ファンはもちろん、初めて作品に触れる来場者でも楽しめる内容になっている。
    原画は会期前期(~8月4日)と後期(8月5日~9月8日)では一部展示内容が変更される予定。

    会場には公式グッズショップがある他、併設の「Cafe THE SUN」ではイベント期間中、ミルクの表面にキャラクターが描かれた「ノベルティ付き調査兵団ココア」や壁に模したパンの穴から巨人が覗く「壁の秘密サンドイッチ」など、作品の世界観をイメージしたコラボメニュー12点を提供する。