東京2020 テストイベント
7月から本格的に開始!
2019/07/09
2020年東京オリンピック・パラリンピックの本番に向け、競技運営や大会運営の能力を高めることを目的に、7月から各競技のテストイベントが本格的に始まった。
イベントは、各競技が本番で使用する会場で行われる。
イベントは、東京2020組織委が主催するもの(名称=READY STEADY TOKYO)と、国内外の各競技団体が主催する国際大会などをテストに位置付ける方式に分類される。
組織委は、主催イベントで使用する「READY STEADY TOKYO」のロゴを制作した。
READYは“位置について”、STEADYは“針路に向かい真っすぐ前進せよ”という意味を持ち「大会の準備はできた。気を引き締めて、成功に向かって進もう」とのメッセージを込めたという。
7月6、7の両日、千代田区の東京国際フォーラム ホールAで、READY STEADY TOKYOとして初の「ウエイトリフティング」(共催=日本ウエイトリフティング協会〈JWA〉)が行われ、10カ国から約70人の男女選手が参加した。
ホールAは約5000人が収容でき、通常はコンサートなどに利用されることが多い劇場型施設。今回は関係者以外に一般の観客は入れずにイベントを実施した。
7日の終盤には、男子109キロ超級と女子87キロ、同87キロ超級が行われ、選手たちは、規定2種目(スナッチ・クリーン&ジャーク)で、本番さながらの気合の入った試技を披露。村上英士朗、嶋本麻美の日本人選手の試技では、関係者らから大きな声援が飛んだ。
「READY STEADY TOKYO」サイト:
https://tokyo2020.org/jp/games/sport/testevents/