「READY STEADY TOKYO」
空手テストイベントを実施
2019/09/11
東京2020組織委が主催する、2020年東京大会へ向けた競技テストイベント「READY STEADY TOKYO」の空手が、9月9日に本番会場の日本武道館(東京・千代田区)で行われた。(写真=ⓒ フォート・キシモト)
同所では前日まで、「KARATE1プレミアリーグ2019東京大会」(主催=世界空手連盟 共催=東京都)が開催されていた。日本武道館は、1964年東京オリンピックで、初めて正式競技に採用された柔道の競技会場として使われた。
2020年大会でも柔道(オリンピック・パラリンピック)と空手(オリンピック)の会場になる。大会時の観客収容人数は1万1000人とされる。
テストイベントは観客を入れず、大学生選手がモデルになり模範試合を実施。競技フォーマットの確認など運営上の確認を行った。
「READY STEADY TOKYO」サイト:https://readysteady.tokyo2020.org/ja/
一方、「KARATE1プレミアリーグ2019東京大会」(9月6~8 日)では、日本選手の活躍が目立った。
「形」では男子個人で喜友名諒(世界選手権3連覇中)、女子個人で清水希容(16年世界選手権覇者)の両選手が優勝し、男女団体も日本チームが優勝した。
「組手」では、女子68キロ超級で植草歩、男子67キロ級で五明宏人、75キロ級で西村拳、84キロ級で荒賀龍太郎の4選手が優勝。
日本選手は合わせて金8、銀3、銅8のメダルラッシュで、2020年に大きな弾みをつけた。