新聞広告大賞は元プロ野球選手・
黒田博樹氏の「結局、新井は凄かった」
2019/09/10
日本新聞協会は9月5日、第39回新聞広告賞の受賞作を発表した。大賞は、黒田博樹氏(元プロ野球選手)の「カープ新井選手引退記念企画『結局、新井は凄かった』」に決まった。
大賞は、プロ野球の広島東洋カープや米大リーグで活躍した黒田氏が、カープ時代の同僚だった新井貴浩選手の引退に合わせて、地元紙の中国新聞に掲載した個人広告。表面に新井選手やチームの不振を取り上げた過去の新聞記事をちりばめ、裏面では「結局、新井は凄かった。」のキャッチコピーで、同選手をたたえねぎらうユーモアあふれる広告で、広島だけでなく東京でも新聞を求める人が続出し、全国的に話題となった。スポーツニュースという新聞社の資産を活用したクリエーティブや、新井選手の現役最後となった試合直後というタイムリーな出稿など、新聞広告の特性を存分に生かした点が高く評価された。
新聞広告賞は、新聞広告の新しい可能性を開拓した広告活動を顕彰し新聞と広告の発展に資することを目的に1981年に創設。広告主部門と新聞社企画部門の2部門がある。新聞紙上で優れた広告活動を展開した広告主、新聞社に贈られる。
今回は、広告主部門276作品、新聞社企画部門65作品(単独企画63作品、共同企画2作品)の計341作品の応募があり、大賞1作品と両部門から、新聞広告賞各5作品を選んだ。また、広告主部門から17作品と、新聞社企画部門から5作品の優秀賞を選んだ。
贈賞は10月24日、港区の東京プリンスホテルで開かれる第62回「新聞広告の日」記念式典で行われる。
受賞作品は次の通り。
[広告主部門・新聞広告大賞]
◇カープ新井選手引退記念企画「結局、新井は凄かった」
黒田博樹氏
[広告主部門・新聞広告賞]5作品(広告主名50音順)
◇2億円事件。お正月働き方改革広告
幸楽苑ホールディングス
◇香害 2点シリーズ
シャボン玉石けん
◇弊社Wikipediaをいったんそのまま掲載します。
セブンツーセブン
◇新元号キンチョール(4月1日)
大日本除虫菊
◇パンテーン #HairWeGOキャンペーン
就活ver.1 #1000人の就活生のホンネ
プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン
[新聞社企画部門・新聞広告賞]5作品(会員名簿順)
◇海の声新聞
東京新聞 広告局
◇定年GO!
河北新報社 営業局
◇おくる福島民報
福島民報社 東京支社
◇「家族のはなし2018」家族の言葉新聞
信濃毎日新聞社 広告局
◇熊本城復興支援キャンペーン
熊本日日新聞社 業務推進局
[新聞社企画部門・優秀賞]17作品(広告主名50音順)
◇企業広告「料理は、脳トレ。」
味の素
◇顔採用、はじめます。
伊勢半
◇松江東高の後輩へ
エードット、噂
◇「ここは、永遠に完成しない場所。」
オリエンタルランド
◇ないないの町だけど
木城町(宮崎県)
◇平成から令和へ
木の屋石巻水産
◇ベテランコピーライター採用広告
サイバーエージェント
◇僕らも郷土の代表だ。(高校野球)
全国農業協同組合連合会
◇企業広告「サヨナラ、地球さん。/あとは、じぶんで考えてよ。」
宝島社
◇令和も、「いま」を語ろう。
Twitter Japan
◇2019年新年企業広告
富山ダイハツ販売
◇大坂なおみ選手 優勝広告シリーズ
日清食品
◇100年家族新聞
パナソニック
◇ヤング北日本
ファーレン富山
◇Me and Honda「新聞配達員への手紙」
本田技研工業
◇詳しくはWEBで。ヤフー新元号号外チェック
ヤフー
◇横浜DeNAベイスターズ 70周年
横浜DeNAベイスターズ
[広告主部門・優秀賞]5作品(会員名簿順)
◇東奥日報創刊130周年記念・目指せ!健康・寿命「短命県返上!」
東奥日報社 広告局
◇岩手県民298人で紡いだ「雨ニモマケズ」
岩手日報社 広告事業局
◇夜の避難訓練
福島日報社 東京支社
◇未来の富山キャンペーン THE MESSAGE #今、伝えたい。未来のために。
北日本新聞社 営業局
◇京都新聞創刊140周年記念「日本人の忘れもの 知恵会議」~次世代へのメッセージ~
京都新聞社 京都新聞COM営業局