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「NO LIMITS SPECIAL 2020」
メガウェブで開催

2020/01/14

    東京都は1月11、12の両日、東京パラリンピックで実施される競技の体験・体感イベント「NO LIMITS SPECIAL 2020」(後援=日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会、江東区 協力=東京オリンピック・パラリンピック組織委 事業協力=東京ガス、東京メトロ、日本郵政、パナソニック、JR東日本、毎日新聞社、みずほフィナンシャルグループ、明治、LIXIL)を、東京・江東区のメガウェブで開催した。
    同イベントは、これまで都内で3回実施されている。

     初日に行われたオープニングセレモニーで、小池百合子都知事は「ついに東京大会の年を迎えた。大会成功の目印はパラリンピックの成功に他ならない。成功とは、パラリンピックの会場が、観客でフルスタジアムになり、選手への応援の声で満ちることだ」とあいさつ。15日から始まる観戦チケットの第2次抽選申し込みに触れ「第1次では、大成功といわれたロンドン大会の3倍の申し込みがあった。それをさらに加速させて大会を盛り上げ、東京を誰でも住みやすい街にしていきましょう」と呼び掛けた。

    ステージには、国際パラリンピック委員会特別親善大使で、パラリンピックサポートセンタースペシャルサポーターの稲垣吾郎さんと香取慎吾さんが登壇し、小池知事と共にトークを行った。

    2人は、「サポーターとして日々勉強して、その魅力を皆さんに伝えていきたい」「大会開催年を待ちわびていた。まだ200日以上あるので、もっとパラリンピックを深く知ってほしい」とあいさつした。注目している競技について小池知事は「選手の持ち味を生かした競技はどれも興味深く、一つに絞れない」とした。稲垣さんは、ボートやカヌー、自転車に加え、自身も体験したゴールボールを挙げた。香取さんは大トリのマラソンと明かし、大好きな東京の街を走る競技で、たくさんの名所を巡るコースが魅力だと話した。

    パラリンピック1年前キャンペーンビジュアル
    「マット・スタッツマン」×「東京」 ©Tokyo 2020

    会場には、パラアーチェリーのレジェンドで、ロンドン大会銀メダリストのマット・スタッツマン選手(米)が駆け付け3人に加わった。香取さんは「小柄な体のどこにあれほどのパワーがあるのか不思議」、稲垣さんは「ぜひ実技を見てみたい」と話すと、この後試技を披露してくれることになった。

    スタッツマン選手は「東京大会に向け厳しい練習をして、金メダルを持ち帰りたい」と決意を語った。小池知事は「NO LIMITSとは、人間の力には限度がないということ。このイベントでそれを体感してほしい」と締めくくった。

    続いて行われたパフォーマンスショーには、東京大会出場が内定している、陸上・走り幅跳びの兎澤朋美選手をはじめ、車いすバスケットボールや、テコンドー、バドミントン、車いすラグビーの著名な選手が参加して、それぞれの試技を披露し歓声を浴びた。特にスタッツマン選手が、アーチェリーの矢を的の真ん中に命中させると、ひときわ大きな拍手が起きた。

    会場では、大会パートナー各社などが競技体験・PRブースを設置し、両日家族連れなどでにぎわった。

    公式サイト:
    https://no-limits.tokyo/nls_2020/