JAXA 国際宇宙ステーションで宇宙飛行士が使用する、新たな生活用品のアイデア募集開始
2021/08/05
JAXAは、「第2回 宇宙生活/地上生活に共通する課題を解決する生活用品アイデア募集」を8月2日より開始した。宇宙生活の課題を起点に、宇宙と地上双方の暮らしを便利にする製品・サービスの創出を目指し、2020年に始めた新たな取り組みである。
本アイデア募集で最終的に搭載可能と判断された生活用品は、2023年以降国際宇宙ステーションに滞在予定の古川聡宇宙飛行士やその後滞在予定の宇宙飛行士たちが使用することを想定している。
【募集内容】
宇宙生活での課題や困りごとをまとめた暮らしをより良くするためのヒント集「Space Life Story Book」を参考に、自社(関連企業等を含む)の技術やノウハウ等を生かして、宇宙および地上の生活課題の解決やQOL(Quality of Life)を向上させることができる生活用品のアイデアを募集する。
Space Life Story Book:https://iss.jaxa.jp/med/images/71532_story.pdf
【募集期間】
2021年8月2日(月)~9月30日(木)17:00まで
【応募資格】
アイデアの事業化に取り組むことのできる、日本の法律に基づき適法かつ有効に設立され、かつ存続する法人
【応募方法】
募集詳細ページからエントリー
https://humans-in-space.jaxa.jp/biz-lab/news/detail/001588.html
本アイデア募集に際し、J-SPARC(JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ)の暮らし・ヘルスケア分野新規事業創出促進プラットフォーム「THINK SPACE LIFE」は、ワークショップ等に活用できるツール提供など、アイデア創出の後押しや具現化に向けたインキュベーション活動を行っている。
ツール提供など、ワークショップ開催支援についてはこちら。