電通幹事映画「宝島」 東京プレミアイベントに主演の妻夫木聡さんらが集結 9月19日より全国公開
2025/09/18
アメリカ統治下の沖縄の史実を背景に、若者たちの葛藤と友情を圧倒的な熱量と壮大なスケールで描く映画「宝島」。9月19日(金)の全国公開に先立ち、東京プレミアイベントが9月9日(火)、東京・六本木で開催された。

豪華絢爛(けんらん)なレッドカーペットが敷かれた会場には、主演の妻夫木聡さんをはじめ、広瀬すずさん、窪田正孝さん、永山瑛太さんらキャスト陣と大友啓史監督の14人が集結した。
会場に集まったファンと報道陣を前に、本作で激動の時代を生き抜く主人公グスク役を演じた妻夫木さんは、「『宝島』は、命をつないでいく物語。思いというものはどんどんつながっていきます。熱い思いをかけて作ったので、一人一人に、そしてより多くの方に届けられるといいなと思っています。そして、『映画の力』というものを感じてほしい。皆さん、9月19日の公開を楽しみにしていてください!」と呼びかけた。

グスクの幼なじみのヤマコ役を演じた広瀬さんは、「沖縄という場所に愛情と情熱をもって向き合い、貴重な刺激のある時間を過ごさせていただきました。スクリーンを通して一人でも多くの方に伝わってほしいと思います」と笑顔を見せた。


構想6年、2度の撮影延期を乗り越えて本作を完成に導いた大友監督は、「いろいろな困難がありました…それでも絶対に届けないといけない作品だとキャスト・スタッフ一人一人が感じながら作りました。力のある、そして腰の強い、みなさんに胸を張って届けられる作品になったと思います!」と力強く語った。
レッドカーペットイベントの後、TOHOシネマズ六本木ヒルズ・劇場内に会場を移して、場内を埋め尽くす500人ほどの観衆を前に舞台あいさつが行われた。キャスト陣や監督が製作の舞台裏や本作に懸ける思いをそれぞれの言葉で熱く語ると、会場からは惜しみない拍手が湧き上がり、「宝島愛」に包まれた一夜限りの盛大なプレミアイベントは幕を閉じた。
映画「宝島」はキャスト、監督のたぎる思いを乗せ、9月19日(金)より全国公開を迎える。

■作品情報
・作品タイトル:「宝島」
・出演:妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太、塚本晋也、中村蒼、瀧内公美、栄莉弥、尚玄、ピエール瀧、木幡竜、奥野瑛太、村田秀亮、デリック・ドーバー
・監督:大友啓史
・原作:真藤順丈『宝島』(講談社文庫)
・公開日:9月19日(金)より全国公開
・配給:東映/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
・コピーライト:©真藤順丈/講談社 ©2025「宝島」製作委員会
■ストーリー
ある夜、一人の英雄が消えた。
アメリカ統治下の沖縄で、自由を求め駆け抜けた若者たちの友情と葛藤を描く感動超大作。
英雄はなぜ消えたのか?幼なじみ3人が20年後にたどり着いた真実とは――。
沖縄がアメリカの統治下におかれていた時代。米軍基地から奪った物資を住民らに分け与える“戦果アギヤー”と呼ばれる若者たちがいた。いつか「でっかい戦果」を上げることを夢見る幼なじみのグスク(妻夫木聡)、ヤマコ(広瀬すず)、レイ(窪田正孝)の3人。そして、彼らの英雄的存在であり、リーダーとしてみんなを引っ張っていたのが、一番年上のオン(永山瑛太)だった。全てを懸けて臨んだある襲撃の夜、オンは“予定外の戦果”を手に入れ、突然消息を絶つ……。残された3人は、「オンが目指した本物の英雄」を心に秘め、やがてグスクは刑事に、ヤマコは教師に、そしてレイはヤクザになり、オンの影を追いながらそれぞれの道を歩み始める。しかし、アメリカに支配され、本土からも見捨てられた環境では何も思い通りにならない現実に、やり場のない怒りを募らせ、ある事件をきっかけに抑えていた感情が爆発する。
やがて、オンが基地から持ち出した“何か”を追い、米軍も動き出す――。
消えた英雄が手にした“予定外の戦果”とは何だったのか?そして、20年の歳月を経て明かされる衝撃の真実とは――。
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