電通、新サービス「SPORTS CLUSTER MARKETING」の提供を開始
2025/09/30
電通は、スポーツの可能性を拡張する新サービス「SPORTS CLUSTER MARKETING」の提供を開始した。独自のクラスター分析によってスポーツファンの意識・価値観や行動特性を多面的に捉え、マーケティング活動におけるスポーツコンテンツのさらなる効果的な活用を支援する。

同サービスは、同社が提唱する次世代マーケティングモデル「Marketing For Growth」をスポーツビジネス領域にも展開する取り組みの第1弾。競技軸/意識軸の2つの視点から独自データに基づいてスポーツファンのクラスター分析を行い、クラスターごとにスポーツファンの特性やインサイトを深掘りすることで、スポーツ協賛の検討や協賛企業によるマーケティング活動の支援などに活用していく。
開発に当たっては、セキュアなデータクリーンルーム(DCR)を活用し、通信キャリア企業が保有する行動データと独自の大規模アスキング調査データ(6万人規模)を掛け合わせて分析を行い、クラスターごとにスポーツファンの意識・行動までを捉えた実用的なデータを蓄積した。
また、オンオフ統合マーケティング基盤「STADIA360」と連携することで、ファンクラスターごとのテレビ視聴傾向を合わせて分析、プランニングすることが可能になり、スポーツ協賛とテレビ広告出稿の相乗効果を高め、IDデータ分析による多角的な広告効果の検証も行えるようになった。
さらに、クラスターのIDデータを、データホルダーやデジタルプラットフォーマー各社と連携させることにより、特性に応じたデジタル広告配信やAIを活用したクリエイティブメッセージの開発も可能になったため、より精度の高いスポーツコミュニケーションが実現できる。
●競技軸クラスター
10のスポーツ競技のファンを対象に、年齢や性別などの属性情報に加え、使用アプリや購買カテゴリーなどの行動データを比較することで、協賛する競技の選定やコミュニケーション設計に活用できる。
〈クラスター〉

〈プロファイルシート例〉

●意識軸クラスター
競技ごとのファン分析に加えて、スポーツファンの意識をベースとしたクラスター分析も行い、例えば、日本代表を応援したい層やスポーツ観戦に一体感を求める層などに対するアプローチの設計に活用できる。
〈クラスター〉


〈プロファイルシート例〉

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