電通PRコンサルティングは、「メディアトレンドレポート2026~メディアが予測する2026年の6つの変化~」を発表した。
同社は、メディアの編集長・副編集長クラスの25人に「2026年がどのような年になるか」について、インタビューを実施。その結果から重なりを見いだし、広報・PR視点で独自分析、同レポートとして発表した。今後起こり得る、メディアが注目する社会の動きを的確に捉え、企業の広報・PR活動に役立つ内容となっている。

■「メディアトレンドレポート2026」とは
電通PRコンサルティングでは、創業以来60年以上にわたる広報・PR活動を通して、さまざまなメディアとの関係を深めてきた。2024年に発表した「メディアトレンドレポート2024」、2025年に発表した「メディアトレンドレポート2025」に続き、今年も同社のメディアリレーション力を駆使し、経済・ビジネス、ファッション・ライフスタイル分野のメディアの編集長・副編集長など25人に「2026年がどのような年になるか」についてインタビューを実施。その結果を広報・PRプランニング視点から独自に分析し、「メディアトレンドレポート2026~メディアが予測する2026年の6つの変化~」としてまとめた。
■メディアトレンドレポートが明かす“6つの変化”
※電通PRコンサルティングの同レポート紹介記事から抜粋
「メディアトレンドレポート2026」から見えてきたのは、先行きの不透明さが増す時代の中で、人間性や小さな価値が再び注目され始める“社会の転換点”が訪れる、という予測です。
変化1. 「受容」の先へ 動き出す社会と進化する豊かさ
環境・経済・社会の構造が大きく変化する中で、人々は内なる力を整え、「今」を最適化する生き方へとシフトしていきます。
「優しさ・楽しさ・美しさ」という人間らしい感覚と「身体性」がこれからの社会の軸となるでしょう。
人々は、不安の要素を「受容」した先で能動的に動き始め、新しい豊かさが再構築されていくのではないでしょうか。
変化2. 人間性への回帰 言葉の力と信頼のつながり
AIによる最適化が進む反動から、人々は再び人間性に価値を見いだしています。
効率や速度では測れない、人格・距離感・言葉の解像度が信頼を形づくります。
手仕事の偶然性に“心地よい不完全さ”を見いだし、人の気配が宿るものに共感を抱きます。
リバイバルが懐かしさと安心感を呼び起こし、次の未来の創造を促します。
変化3. AIエコノミー 価値創造の転換点
いよいよ「with生成AI時代」がスタートします。
鍵となるのは、「人間がAIとどのように共生し、価値を生み出すのか」ということです。
言語は再評価され、経験が価値へと押し上げられます。
AI実装により、答えが画一化されていく中で、企業やブランドは「らしさ」をいかに体験設計できるかが、選ばれる鍵となり、信頼へとつながっていくでしょう。
変化4. 日本再構築 変化の連鎖、革新の力
経済だけでは社会課題を解決できず、世界は再び「政治」が主導する時代へと動き出しています。
分断が進む国際社会において、多様な「個」が持つ創造力が、未来を開く鍵として注目されています。
政治・経済・社会が複雑に絡み合う先行き不透明な時代だからこそ、既存の枠組みを超えた再編や再構築は新たな成長に欠かせない条件となるでしょう。
変化5. 心の動きと場のパワーが未来をつくる
宇宙開発の技術は生活に還元され、IPは国境を越え人と人をつなぐ共通言語へと広がっています。
伝統文化はつなぎ役が新たな体験価値へと高め、地方は自分を取り戻す場として価値が鮮明になっています。
こうした動きは、”日本らしい豊かさ”として、世界から注目されています。
その根底には、人々の心を動かし、新たな価値を生み出す「場のパワー」があります。
変化6. つながり、動き出す 多極化する世界
世界の経済と文化の主導権は、もはや一極に集中することはありません。
非アメリカ圏、欧州、グローバルサウス、中東といった多様な地域が、それぞれ独自の熱量を持ち、新しい価値観と成長モデルを生み出していきます。
こうした多極化がもたらす経済・文化の再編が、圧倒的なパワーを蓄積し、次の時代をけん引していくでしょう。
■「メディアトレンドレポート2026」の紹介記事およびダウンロードはこちらから
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